コラム-15

なぜ日本企業は変われない?過労死・労働問題

「働き方改革に対する指導や支援は適切に実施してきた。」と発言を企業側はおこなっているが、子会社含め複数人の過労自殺が発生している時点で何も出来ていない証拠。長時間労働是正もされてなければ、企業としてこれ以上やれる事はないと開き直っているようにも思える発言。働き方改革をおこなうならば表面的な労働時間の管理ではなく、仕事量の管理をおこなわないと変わらないって事。仕事量は変えずに労働時間を守れというのは無理がある。企業としてはタイムカードを押す時間を守り、残業や長時間労働にならないようにする表面的な部分しか改善をおこなってないから中身が伴っていないだけ。今回の問題は過労自殺など命が失われたから表面化しただけであり、ニュースになるのも被害者が法的に訴えた場合ばかり。結局は取り締まりや罰則が強化されなければやったもん勝ちになってる仕組みが存在する事が変わらない1番の要因なのだろう。
大企業だから従業員数が多いから管理できない、母数が多いがこうゆう事例が出てしまうのはしょうがないって意見が出てしまうのは残念でしかない。大企業だからこそ、一人一人の従業員を管理サポートしていくべきであり、日本社会日本企業全体の問題であると考えるべきだと思うがね。これは日本社会における氷山の一角であり、1人の命がこのような形で失われた事実をまずは受け止めるべきだと思う。もちろん、個々の事案であるので企業として対応ができなかったという言い分もわからなくないが、その言い訳で片付けてはいけない問題。

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