しょうが焼き

30代後半に突入したおっさんです。 独身 岐阜→静岡 1984.10.7 しょうが焼き…

しょうが焼き

30代後半に突入したおっさんです。 独身 岐阜→静岡 1984.10.7 しょうが焼きが好きです。

マガジン

  • カメブタさんの独り言

  • 小説を書きたくて書き始めたのに、思ったように全然書けません。

    小説を書きたくて書き始めたのに、思ったように全然書けなくてなんか辛いので、息抜きに思ったことを書いてみます。 これが本当のタイトルです。 他サイトで書いたのですが、なかなか反響があったのでこちらに転載しています。

  • 感じよう、考えよう

  • 私の彼は妄想好きです

    小説です。

最近の記事

コンティニュー

子供の頃のボクはゲームが大好きだった。 「うわっ、なんだよこいつ、めちゃくちゃつえーじゃん!!」 ゲームオーバーの画面を見ながらボクは愚痴をこぼす。 しかし愚痴をこぼしながらもボクはある場所のボタンを連打する。 それは「CONTINUE」だ。 「あ~、また負けたぁ」 ボクはまた「CONTINUE」を連打する。 「もう~、どうやったら勝てるんだよ!!」 それでもボクはコンティニューを連打する。 決して「END」の選択はしない。 クリアするまで、ボクは「CONTINU

    • 考える

      ふと我に返る時があります。

      • 新人天使おむすびちゃん:サボり

        「パタパタパタ…」  今日もおむすびちゃんは仕事をサボってどこかへ遊びに行こうとしています。  仕事をサボれない人にとっておむすびちゃんはちょっとした憧れの的です。  ちなみになんですが、今日のおむすびちゃんのお仕事はゲームのレベル上げでした。  どうやらレベルが低すぎて先に進めなくて困っている方がいたようで、そのゲームのレベル上げを依頼されたのです。  依頼者は匿名希望。誰が依頼したのか分かりません。  もちろんおむすびちゃんはこんな仕事はやりません。 「ゲームの楽しみ方

        • 第59話 我が輩の地の文

          地の文。 小説書くまで「地の文」なんて言葉知らなかったよ、そんなの。 何でにも名前があるんだなぁと感心したくらいだ。 そんな地の文。 ボクは主人公目線である「一人称」で書くことが多い。 なぜそうしたのか? これは昔ブログを書いていた影響が大きいのかな?と自分で勝手に解釈している。 だから「三人称」の客観視した書き方が難しそうというイメージがあった。 多分、根底には語彙力が乏しいことを自覚して、敬遠していたのだと思う。 そんなわけで、ボクは地の文を一人称で書いているのだが、

        コンティニュー

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        • カメブタさんの独り言
          34本
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        • 小説を書きたくて書き始めたのに、思ったように全然書けません。
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        • 感じよう、考えよう
          23本
        • 私の彼は妄想好きです
          18本
        • 家族ガチャで大当たりを引いたので家族のことを紹介したい
          92本

        記事

          第58話 匂わせの展開

          「おばあちゃん!!お昼ご飯はさっき食べたでしょ!!」 最近これがリアルに笑えなくなってきた。 検索しようとヤフー画面を開き、そのときパッと気になった記事を閲覧していると、何を検索したかったのか分からなくなる状況によく陥る。 そしてこの記事においても。 今書いている内容が、実は前に書いたんじゃないかと疑念を持ちながら文章を書く。 もし、前に読んだ内容をまた書いていたらぜひ教えてほしい。 …真面目に書こう。 匂わせの展開。 読者に先の展開を想像してもらうために匂いを残すことが

          第58話 匂わせの展開

          第57話 反の省

           先のことを考えず、行き当たりばったりだと、にっちもさっちも行かなくなる。  人生も、お話も。  ありとキリギリスを体験してしまった気分だ。  お話を1つ終わらせた。  かなり強引という形で。  言い換えれば「打ち切り」。 「これ以上ダラダラ書いてもなぁ」 「面白くなんないよなぁ」 「なんでもっと方向性をしっかり考えなかったんだろ…」  この3点。  強く思いました。  反の省です。  敢えて… 「なんとか1つだけ良かった部分を上げてみろ!!」  と言われたら、途

          第57話 反の省

          第56話 鶏が先か、卵が先か  名ゼリフが先か、名シーンが先か

          「鶏が先か、卵が先か」  どこの誰が言い始めたのかは知らないが、上手いことを言うもんだ。  その閃きを少しだけでもいいからボクにも分けてほしいものだ。  そんなことを考えていたらふと思った。 「名ゼリフが先か、名シーンが先か」  一体どっちなのだろうと。  名シーン故に名ゼリフが生まれるのか?  名ゼリフがある故に名シーンと呼ばれるのか?  ボクとしては若干、前者かなと。  名シーンであるからこそ自然と名ゼリフが生まれてくるんじゃないかと。  そんな気がする。

          第56話 鶏が先か、卵が先か  名ゼリフが先か、名シーンが先か

          第55話 最近、復讐モノをよく見かけます

          ボクが最近好きになりつつある悪役令嬢の作品は、始まりがほぼ決まっている。 「君との婚約を解消する!!」 王子らしき人物が左手をパーにして、高らかに宣言する。 もちろん右手は新たなお嬢を抱いて。 素晴らしい演出だ。 そして最近、やたら目にするようになってきた復讐モノにおいても始まりが悪役令嬢モノに似ている。 「君をパーティから追放する!!」 パーティのリーダーがこれまた左手をパーにして、高らかに宣言する。 そしてパーティの他のメンバーもプププと主人公をあざけ笑う。 た

          第55話 最近、復讐モノをよく見かけます

          笑顔

           ある男の1日は新聞に目を通すことから始まる。  郵便受けから折りたたまれた新聞を取り出す。  開けば一面記事がでかでかと大きな見出しを付けて載っている。  しかし男は一面記事を飛ばす。  代わりに男はまずスポーツ記事から読み始めるのだ。  男はなぜスポーツ記事から読み始めるのか?  それは大概明るい話題が書いてあるからだ。  誰かの晴れ晴れしい活躍。  絶え間ない努力で勝ち取った栄誉。  男はそんな記事に感動を覚え、勇気をもらい、自分も頑張ろうと意気込む。  スポーツ記

          妄想その17止

           ―1年後—  その日もいつものように妄想劇が始まろうとしていた。  でも今日は少しだけ違う。  今日の監督兼脚本は私が担当した。  それに佐々木さんは申し訳ないけれど、妄想劇のお客さんとして参加してもらうことにした。  私は彼に台本を渡す。  そしてその台本を見て彼は驚く。 「「はい」か「いいえ」でお答えくださいって書いてあるけど、どういうこと?」 「今日は私の一方的な演技になるから。タイミングが来たら分かるから答えて」 「う~ん…分かった。それと佐々木さん、今日は見学

          妄想その17止

          妄想その16

          ―妄想終了後―  佐々木さんが部屋に帰った後、私は彼にひざ枕をしてもらっていた。  でも彼はポンポンとしてくれない。  なぜなら彼はシンデレラのいじわるな次女役を演じたときに使ったエプロンのフリフリを取っているから。  というわけで今日は「ひざ枕ポンポン券」の消費していない。 「結構大変そうだね、フリフリ取るの」 「簡単に縫ったけど、気合入れてたくさんつけたからね」  彼は糸くずを残さないように入念に取っていた。 「ところで、妄想劇のことだけど…別に佐々木さんとヒロ君

          妄想その16

          妄想その15

           次の妄想劇に向け、急遽佐々木さんを呼び、打合せをすることとなった。 「佐々木さん、ごめんなさい急に。明日も仕事なのに」  そう、私たちはど平日の夜に佐々木さんを呼び出していたのだ。 「いえいえ、いつも暇ですから」 「………」  さらっと爆弾発言。  そして本人はそのことを全く気にせず、にこにこしながら答えていた。 「それで次回の妄想劇なんですが…」  彼が口を開く。  今日集まったのは、彼が次の妄想劇を決めかねていて、その相談をするためだったのだ。 「ラブスト

          妄想その15

          閑話:田中の恋

           新入社員研修を終え、配属先で僕は向田さんと出会った。  向田さんはボクの教育係だった。  一目見て、彼女のことを可愛いと思った。  でも彼女は可愛いだけじゃなかった。  面倒見がよくて、優しくて、僕の失敗を自分の失敗のように捉えることができる人だった。  僕はそんな向田さんにどんどん惹かれ始めた。  自分で言うのもなんだが、僕は学生時代から結構モテた。  僕がいいなと思った人は大概僕のことも好きになってくれた。  だから向田さんもそんな風に思ってくれるのかなと期待していた

          閑話:田中の恋

          妄想その14

          「えー!!田中氏そんなこと言ったの?」  彼にひざ枕をしてもらいながら、私は今日あった出来事を話した。  田中君がショッピングモールで私たちを見かけたこと。  そして「ひざ枕ポンポン券」のことを内緒にしておくために食事に誘ってきたことを。  彼は腕を組んで唸っている。  当然の反応だ。  しかし私の顔を見たときは案外ケロっとしていた。 「ま、でもちょっと安心したよ」 「えっ?どういうこと?」 「田中氏がその程度の男だってこと。ハナちゃんはそんなゲスい男に気持ちが傾くこと

          妄想その14

          妄想その13

           ―日曜日—  その日、田中はショッピングモールに赴き、1人で買い物を楽しんでいた。  明確に欲しいものがあったわけではない。  ただなんとなく足を運んでみようと思っただけだ。  大衆向けの洋服店で下着や無地のTシャツを購入したり、適当に雑貨屋を回って小物を見たりした。  割と楽しい時間を過ごしていた。  一通りお店を回り終えたので、帰宅しようとしたが、1階の食品コーナーの前を通ったところで立ち止まる。 「お酒とお菓子でも買って帰ろうかな?」  それほど荷物を抱えていな

          妄想その13

          妄想その12

           ―日曜日—  佐々木さんと一気に打ち解けた金曜日。  このチャンスは逃すまいとすぐに妄想劇を行うことにした。  急だったが、佐々木さんは喜んで承諾してくれた。  なんでも休日はほぼ年中空いているそうだ。 「さぁ、やりましょう!!」  ——————  前日、急遽脚本を書くことになった彼。 「あぁ~ダメだ、全然思い浮かばない」  どうやら脚本に悩んでいるようだ。  それは多分、いつものエッチな妄想劇を禁止しているからだろう。  人前でいちゃつくのは抵抗がある。  彼

          妄想その12