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家族ガチャで大当たりを引いたので家族のことを紹介したい

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記事一覧

第92話止 エピローグ

 永遠。  過去・現在から未来に至るまで、時間を超越して、無限に続くこと。 「ずっと一緒…

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第91話 兄:ちょいちょい良いお兄ちゃんを出してくる

 兄はずるい。  本当にずるい。  なぜならちょいちょい良いお兄ちゃんを出してくるから。 …

第90話 母:スマホを持つ

 今年になって、父と母がようやくスマホを持つようになった。  今までずっと父と母は携帯電…

第89話 父:落ち込んでいたらしい

 前にも書いたが、父はあまり落ち込まないタイプだ。  深く考えても仕方がないと割り切るタ…

第88話 兄:父に強く、母に弱い

 じゃんけん。  グーはチョキに強く、パーに弱い。  チョキはパーに強く、グーに弱い。  …

第87話 母:身長が低い

 うちの母は身長が低い。  身長が小さいと言う表現の方が的確かもしれない。  150cmな…

第86話 父:お風呂にあしながバチが出る

 小学4年生くらいまで、ボクはいつも父とお風呂に入っていた。  父が最初に入り、途中で呼ばれる。  そんなスタンスだった。  贅沢な話だが、1人で入るまでボクはずっと父に頭や体を洗ってもらっていたのだ。  ボクはただ腕を上げたり、頭を差し出したり。  至れり尽くせりであった。 「しょうが焼き~!!」  その日もいつものように父に呼ばれた。  ボクはすっぽんぽんになって父のいるお風呂に向かって駆け足をする。  そしてお風呂の扉を開ける。 「————!!」  そこにはデカいあし

第85話 兄:パチスロを覚える。弟、興味を持つ

 兄は大学生になり、ギャンブルを覚えた。  それがパチスロだ。  当時はパチスロ人気が凄ま…

第84話 母:コックリさん

 コックリさん。  名前だけなら皆さん一度は聞いたことがあるのではないだろうか?  ある日…

第83話 父:エスティマ

 時代は1990年代。  その頃はまだセダンの車が主流だったかな?  そんなときに出てきた…

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第82話 兄:どうしても遊びたい!!

 これは多分、ボクが生まれる前の話。  母がときどき思い出しかのように話し出す。  幼い頃…

第81話 母:電話をすぐに切ることがある

 ときどき何気ない話題で実家に電話することがある。  本当にどうでもいいことを父や母に聞…

第80話 父:アイスは1日1個だけれど…

 アイスは1日1個まで。 「贅沢は敵だ!!」  とまでは言わないが、やっぱりアイスは1日1…

第79話 兄:マンガの影響を受けまして

 一時期、「はじめの一歩」というマンガにハマっていた。  確か従兄から借りて火が付いたんだと思う。 「これは読まねばならぬ」  はじめの一歩はボクと兄にとって読むことが使命となった。  おかげでボクはジャンプに加えて、マガジンも毎週買いに行かされるはめになった。  もちろんお金はボク持ちだ。  兄は1円も出さなかった。  ちゃっかりした野郎だ。  月曜日にジャンプを買いに行き、水曜日にマガジンを買いに行く。  ボクにとっては重労働だった。  まぁ買いに行くのは大変だったが、