高沢英子
徒然草をひもといて中世、京の都と、変らぬ人の心を 味わい楽しんでみませんか。
詩集
久が原での日々の生活記録
これまで、あまり知名度の高くない機関紙などに、書いてきた随想・短文コメントのたぐいの写しが段ボールで眠っています。棄てがたいものもあるので、アトランダムに発表することにしました。予定は、土、日の朝、2000語前後を目標に書くことにしました、生きものたちと共存してきた記録を中心にまず始めます。
グレングールドがどこかで、”詩人の恋人たちのように気まぐれな呟きを風の翼に乗せて・・・、と話しているのが妙に気にかかり、使ってみることにしました。
先日,215段で、宣時朝臣の老いの語りが、ほっこりしていい感じだったので、コメント紹介して…
ここでいうよろずの事、とは、生きていく上で、ひとが、頼みにすること全般を指しているのは…
203,204,205段と、古いしきたりや、取り決めが、時のながれと共に、忘れられたり、簡略化さ…
196段から201段までは、日本ばかりでなく中国伝来の故事来歴、宮廷や寺社での儀式の取り決め…
前号㉟で、久我家の貴人が、木造りの仏像を、下着姿のまま田圃の水で洗い清めていた、という…
195段、当時洛南にあった、高位の貴族久我家の荘園でのできごと、当主の元従一位内大臣は、12…
2023年8月3日 ❝旧約聖書、創世記、第1章❞日本語訳より “初めに、神が天と地を創造した。地…
この台詞は「少しも誤るところあるべからず」といいう言葉へつづくのだが、あるべからず、と…
陰影礼讃の続きは、さほど事もない普段の夜、みやこの、宮廷あたりに、さりげなく出入りする…
物のはえなし」という人、とつづく。そして兼好法師はそういう人を「いとくちをし」とこきお…
誰しも経験していることと思うけれども、わが法師も同じ,”あらぬいそぎ、まず出できて、ま…
188段、いよいよ最終回、約4ページに及ぶ訓戒は、いちおう社会的な立身出世談議と云えないこ…
人は生きていくうえで、抱いた夢を実現し、事を成し遂げるには、いかなる心がけ必要かを諄々…
ある親が、子どもを法師にしたのはいいが、”学問して因果律のことも知り、説経などをして世…
177段以降、昔の言い伝え、有職故実、また私の小学校時代「修身」という教科で習った北条時頼…