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東京百歌

























【あとがき】

上京して、3年が経とうとしています。
太宰の『正義と微笑』を久しぶりに読んで、どうしても“日記のようで日記ではない何か“を書きたくなりました。

詩の中にTwitterそのものを埋め込んだのは私なりの現代アートの表し方で、それというのは、太宰のいた頃にTwitterがあったなら、きっと彼ならやっていただろうなと、そういう悪戯です。

太宰については、またいつか。

写真は全て、2020年から2022年の間に撮りためたものたちです。帰省してはふるさとに焦がれ、東京に戻ればいつの間にかまたこの大都会に心躍り、そんな繰り返しをもう随分とやりました。そしてこれからもまた、心は移ろうのでしょう。

写真詩の一番最後のコマは、たかじんさんの「東京」の歌詞を一部引用させていただきました。

たかじんさん。天国にも“首都“みたいな場所はあるのでしょうか。それともすべて一律平坦な場所ですか。あなたがまだテレビに出ていた頃、私は実家のある長野県にいて、お父さんとお母さんとよく「そこまで言って委員会」を見ていました。あなたから多くのことを教わりました。ありがとう。そしてあなたの歌う「東京」が、とてもとても、好きでした。

時の流れとは早いもので、2022年も残すところ、もう3ヶ月だそうです。年末に「やり切った」と、そう笑えるように、私は今日も、精一杯、東京の街を生きたいと思います。


(4年で880万回再生されている動画をお借り致します。)

敬意を込めて。





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