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全ては集団お見合いから~"XFL-style" Kickoff 2024~
ヒップドロップタックル禁止決定の報に揺れた翌日(現地時間26日)、今シーズンのNFLでは新しいキックオフ形態が採用されることが決まりました。
決定当初は具体的な内容が明らかになっていなかった(少なくとも僕は見つけることができなかった)のですが、日本時間昨日になって、NFL FOOTBALL OPERATIONSが今回導入される新キックオフの具体的なルールを説明してくれたのでそれをまとめます(*現
タックル禁止!?~ヒップドロップタックル~
吉瀬真珠さんをいかに可愛く撮るかってことばかり考えていたら、最終更新から2年以上経ってました。日曜現場が多すぎて23-24シーズンは月曜早朝ほとんどリアタイできなかったし、ドラフト上位候補者も全然わからないし、これじゃあ完全にアイドルヲタクですね。ちなみに3月31日は大阪BIG CATでいぎなり東北産の春ツアーです。みんな来ましょう。
そんな中、昨日(現地時間25日)興味深いルール改正が発表されま
NFLジャッジリビュー 第56回スーパーボウル編
1. 3Q15:00 CINのTDプレー審判の判断
①フェイスマスクを引っ張ったり捻ったりといった動きが見えなかったため、フェイスマスクの反則ではない
②接触は正当な競り合いの範囲である(OPIになるような接触はなかった)
解説
フェイスマスクを「掴んで」、かつ「引っ張る」「捻る」などの動きが無ければフェイスマスクの反則にはならない。5ヤードフェイスマスクが無くなったため、軽微な接触であれば
確保とタッチ、ファンブルとマフの違い~責任と原動力~(NCAAルール編)
これまで主に反則について解説してきたが、今回は「ボールの所有権はどちらか」というところに焦点を当てた解説をしてみようと思う。
このあたりの規則は日本でも用いられているNCAAルールの方が体系的に整理されているため、本記事では日本のアメリカンフットボール公式規則・解説書をもとに解説する。NFLルールと細かな違いはあるが、基本的には同じように運用されている(はずである)。
探しやすさの関係でNFLの動
NFLジャッジリビュー Week 6
Week 4とWeek 5はろくに試合を観られていなかったのでサボりましたすみません。
今週も運用上興味深いプレーをいくつか紹介します。
1. 試合終了間際①(MIAvsJAX 0:05)
JAXが残り5秒の 4th & 8 からショートパスで前進してFGを狙ったこの場面、上の図のタイミングでMIAの選手が触らなければダウンにならず(ダウンバイコンタクトの原則)、MIAが勝てたの
NFLジャッジリビュー Week 3
1. スナッパーのフォルススタート (NOvsNE 2Q 14:23)
スナッパーがフォルススタートを取られる珍しい場面(ただし今シーズン既に3例目)。 一度ボールを持ったスナッパーは、スナップするまでボール等を(急激に)動かし、スナップと紛らわしい行動をしてはならない。
2. QBのフォルススタート (NYJvsDEN 4Q 1:51)
QBはスナップを受け取る必要がある
NFLジャッジリビュー Week 2
もうWeek 3が始まっているが、ここでWeek 2で気になったプレーを紹介する。
1. ライン際のキャッチ (TENvsSEA 2Q 1:16) Twitterでも物議を醸したフリオジョーンズのエンドライン際でのキャッチ。角度によっても見え方が変わってくる非常に判断が難しいプレーではあったが、
この画像でも分かるように、左足のかかとがわずかに白い部分にかかっており、アウトオブバウンズ(
NFLジャッジリビュー Week1 ①
某リーグが配信している動画を観て思いついた、NFLの試合の中で起こったルール関連の興味深い事象を取り上げて解説する企画。
現地の解説をちゃんと聞いていれば大体説明してくれているレベルのことをまとめるという生産性の無い活動であり、3週もやればネタ切れになるだろうし、そもそも飽きる可能性が非常に高いので継続には期待しないでほしい。
1. false start by the entire o
NFL反則解説シリーズ #18 「イリーガルクラックバックブロック」
<注意>
①情報の正確性には細心の注意を払っているが、誤りを含む可能性がある。また、簡単のために一部省略していることがある。
②特に注意書きが無い場合はNFLルールの話である。
③記載内容は20/21シーズンのルールに基づく。
④基本的な単語については解説を省略することがある。分からない単語があった場合、過去の記事「#0-3 反則に関する用語」「#0-2 罰則の運用」を参照していただくか、
NFL反則解説シリーズ #17「チョップブロック」
<注意>
①情報の正確性には細心の注意を払っているが、誤りを含む可能性がある。また、簡単のために一部省略していることがある。
②特に注意書きが無い場合はNFLルールの話である。
③記載内容は執筆時点で最新のルールに基づく。
④基本的な単語については解説を省略することがある。分からない単語があった場合、過去の記事「#0-3 反則に関する用語」「#0-2 罰則の運用」を参照していただくか、ネッ
NFL反則解説シリーズ #16「イリーガルブラインドサイドブロック」
<注意>
①情報の正確性には細心の注意を払っているが、誤りを含む可能性がある。また、簡単のために一部省略していることがある。
②特に注意書きが無い場合はNFLルールの話である。
③記載内容は執筆時点で最新のルールに基づく。
④基本的な単語については解説を省略することがある。分からない単語があった場合、過去の記事「#0-3 反則に関する用語」「#0-2 罰則の運用」を参照していただくか、ネッ
NFL反則解説シリーズ #15「ホースカラータックル」
<注意>
①情報の正確性には細心の注意を払っているが、誤りを含む可能性がある。また、簡単のために一部省略していることがある。
②特に注意書きが無い場合はNFLルールの話である。
③記載内容は執筆時点で最新のルールに基づく。
④基本的な単語については解説を省略することがある。分からない単語があった場合、過去の記事「#0-3 反則に関する用語」「#0-2 罰則の運用」を参照していただくか、ネッ
NFL反則解説シリーズ #14「無資格レシーバーのダウンフィールドへの侵入」
※本シリーズではパスを捕る資格が無い選手のことを「無資格捕球者」と書いてきたが、本記事では日本語版公式規則(NCAAルール)の記述に従い「無資格レシーバー」とする。
<注意>
①情報の正確性には細心の注意を払っているが、誤りを含む可能性がある。また、簡単のために一部省略していることがある。
②特に注意書きが無い場合はNFLルールについての話である。本反則はNFLルールとNCAAルールが大きく
NFL反則解説シリーズ #13「イリーガルシフト/イリーガルモーション」
<注意>
①情報の正確性には細心の注意を払っているが、誤りを含む可能性がある。また、簡単のために一部省略していることがある。
②特に注意書きが無い場合はNFLルールの話である。
③記載内容は執筆時点で最新のルールに基づく。
④基本的な単語については解説を省略することがある。分からない単語があった場合、過去の記事「#0-3 反則に関する用語」「#0-2 罰則の運用」を参照していただくか、ネッ
NFL反則解説シリーズ #12「インテンショナルグラウンディング」
<注意>
①情報の正確性には細心の注意を払っているが、誤りを含む可能性がある。また、簡単のために一部省略していることがある。
②特に注意書きが無い場合はNFLルールの話である。
③記載内容は執筆時点で最新のルールに基づく。
④基本的な単語については解説を省略することがある。分からない単語があった場合、過去の記事「#0-3 反則に関する用語」「#0-2 罰則の運用」を参照していただくか、ネッ
NFL反則解説シリーズ #11 「イリーガルフォーメーション」
一番面倒な反則と言ってもいいのがこのイリーガルフォーメーション(Illegal Formation : ILF)である。NFLルールとNCAAルールで異なるところが多いので他の記事と章の順番を変更している。
また、キックオフにもイリーガルフォーメーションは適用されるが、今回はスクリメージダウンのみを取り上げる。
<注意>
①情報の正確性には細心の注意を払っているが、誤りを含む可能性がある。