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博士号取得に向けて役に立ちそうなことやキャリアについての記事をまとめます。
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記事一覧

やりたいことを全部やって生きるキャリアをつくる・青木優美さん

やりたいことを全部やって生きるキャリアをつくる・青木優美さん

株式会社しびっくぱわーで会社員をしつつ、個人で素粒子アクセサリーを販売。また、サイエンスコミュニケーターとしても活動している青木優美さんに、赤塚中学校の生徒さんに向けてキャリアの授業をしていただきました。自身の仕事選びや働き方についてお話していただいた中から、生徒さんたちに刺さったお話の一部をご紹介します。

1冊の本との出会いが、人生を変えてしまうこともある理学博士であり、社会と科学をつなぐサイ

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研究に利用できる便利ツールまとめ10選

研究に利用できる便利ツールまとめ10選

こんにちは、ゆーみるしーです。研究をしてると「ここもっと効率化したいな〜〜」「これめんどくさいな〜」と思うことありませんか。たとえば読みたい論文をまとめておきたい、とか、論文を書いていてコメントがPDFに書かれていて見ながら修正するのが大変、とか、すぐブラウザのタブが乱立する、とか、議事録とるの面倒、とか・・・

そんなとき世の中には便利なツールがたくさんある!便利ツール大好きな私が、調べたり、人

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ほんやくこんにゃくをつかおう

ほんやくこんにゃくをつかおう

この記事ですが、ありがたいことにたくさん反響をいただいたこちらのnote

のフォローアップ記事です。科学者以外でももっとカジュアルに論文が読めるようになったら良いなと思って書いたnoteですのでもしお時間あればぜひ。。

上記記事では論文を読む際には文章を翻訳サイトにコピペすることをオススメしていました。

でもそんなの面倒くさくないですか?

ということでこの記事では論文へのリンクを貼るだけで

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"専門性"ってなんだ?専門性を"生かす"ってなんだ?〜「専門性を生かしたキャリアを考える」イベントレポ〜

"専門性"ってなんだ?専門性を"生かす"ってなんだ?〜「専門性を生かしたキャリアを考える」イベントレポ〜



こんにちは、ゆーみるしーこと、青木優美です。2020年2月26日、「専門性を生かしたキャリアを考える」というイベントをTsukuba Place Labと共同主催で開催しました!(イベントレポ遅い)

これは、ひょんなことから、登壇者の鴇田先生と

「意外と音楽業界と研究業界のキャリアについての問題点って似てる?」

という話になったことがきっかけでした。業界の垣根を超えてキャリアを考えてみ

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論文の読み方・記録の仕方

論文の読み方・記録の仕方

こんにちは。たぴおかです。

前回初noteを書き、Google Scholarを紹介しました。
予想以上に多くの方に読んでいただけて
非常に嬉しく思っております。
本当にありがとうございます!!!

えっ、、Google Scholarってなに?
という方!!!ぜひ読んでみてください。
無料noteで、3分くらいでさらっと読めますよ。笑

さて、前回は

・学術文献を読むメリット
・入手方法

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研究者を目指す上で知っておきたい数字

研究者を目指す上で知っておきたい数字

このノートは大学院生や研究者の就職支援に特化したサービスを提供しているアカリクが事業活動の中で得た知見をまとめたものです。小学生から高校生を対象とした意識調査によると、将来なりたい職業として「研究者」「科学者」「学者」「大学教員」は一定の人気があります。そして大学院まで進学する方の場合はかなりの割合が修了後の進路として希望していると思います。しかし、企業や大学等の研究者、大学教員となることは、やは

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200人くらいの研究集会の作り方

200人くらいの研究集会の作り方

稀によく降ってくる、学会の運営研究者をやっているとイベント企画が突然舞い込んでくるなんてのはよくあることです。そして大抵は断れない状態で降ってくるものです。

学会の運営は典型的な細かいタスクが積み重なる系の仕事。やること1つ1つはできるけど、何をいつやるのかなど考え始めると結構大変。

どんな学会でもやることはだいたい一緒なので困ったら経験者に聞く、が一番早いのですが、まわりにいないと結

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博士論文を書き上げるためのtips(についての個人的見解)

 自分の経験を振り返っても、博士論文を書き上げて博士号を取るのは、とてもとても大変なことです。大学院生を指導する立場でも悩ましいことがたくさんあります。どうしたら博士論文を書き上げることができるのか? 自分の院生や博士号を目指す人に言っていることをまとめて見ました。そうした人のためというよりも、振り返りのために、つまり自分のためにまとめました。

(12月5日追記:ずいぶんの人に読まれているようで

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