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映画「月」を観てみたい

割引あり

 もう劇場公開中であるから、観た人もいると思うのだけど、この映画かなり気になる。
 まだ未見なので中身に対する評は書けないが、おそらく疼くであろうあの忌まわしき事件に対する懊悩を 自分の体験を通じて語ってみようと思う。(実際に観たら改めて映画の感想として書くかもしれない)

 当時わたしは植松聖が勤めていたような類似の施設職員であった。あの事件を知ったときの衝撃はいまでも忘れられない。もう退職したが、この事件で仕事が手につかなくなるくらい怖くなったことが少なからず影響してると思う。

 ただ辞めた理由は、植松聖の「障害者は可哀想だ」とする主張が原因ではない。職員らの手で、いつても毒牙にかけてしまえるその万能な立ち位置に怖気付いてしまい、極度に緊張し動悸が止まらなくなったからである。

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