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【H】グレンモーレンジ
・1843年創業。
・中古のジン用ポットスチルで、首が異様に長く(5.14m)、煙突のような形をしている。
・グレンモーレンジは〝樽のパイオニア〟として知られており、シェリーやポート、マデイラなどの樽に詰め替えて後熟を施す〝ウッドフィニッシュ〟を市場に投入したのは、グレンモーレンジ蒸留所が初めてである。
・バーボン樽にこだわりがあり、アメリカミズーリ州でホワイトオークを買い付け、〝デザイナーカスク
【H】グレンフィディック
【概要】
・1887年 ウィリアム・グラントが20年勤めたモートラック蒸留所を辞め、念願の蒸留所を造る。
・フィディック川の谷にあることにより、グレンフィディック(鹿の谷)と命名される。
9人の子供がいたグラント家はコツコツと資金を貯め、家族の一致団結により蒸留所を建設する。
・当時はブレンド用だったが、1963年シングルモルトとして販売開始。当時は一般消費者に受け入れられると思った者はおらず、同
【H】ロイヤルロッホナガー
・1854年 ディー川上流、英王室の夏の離宮バルモラル城の隣にある蒸留所で、地元の資産家ジョン・ベグが創建。
・ロッホナガー=ディー川の南にある山(標高1156m)である。
・ゲール語で「岩の露出した湖」。
・仕込み水は、ロッホナガー山麓から湧き出る水。
・1848年 ヴィクトリア女王がバルモラル城を購入したため、ベグは女王一家を招待する。数日後、ベグの元に、「王室御用達」を許可するワラント(勅許
【ラム酒】クラーケン
〈概要〉
ブランド:クラーケン
アルコール度数:40%
生産地:トリニダード・トバゴ
・クラーケン ブラック スパイストラムは、大型帆船を襲ったとされる触手のある伝説の海獣である。トリニダード・トバゴ産のラムに11種以上の秘密のスパイスをブレンドしたものである。色はタコのスミを連想させるダークブラックである。ボトルはビクトリア朝時代に使われていた非常に特徴的なボトルのレプリカである。
〈テイステ
スコッチウイスキー⑶蒸留
【蒸留/ディスティレーション】
・モルトウイスキーの場合、ポットスチル(=銅製の単式蒸留機)が使われるが、蒸留所によって、形、大きさが違う,スチルの上部が白鳥の首のように優美な曲線を描いていることから、スワンネックと呼ばれる。
・スチルの上部には種類がある。
〈ポットスチルの上部種類〉
→ストレートヘッド
→ランタンヘッド
→ボール(バルジ)
→T字シェイプ
→オニオンシェイプ
・この差異により
ジョニーウォーカー ブルーラベル
・世界で最も売れているスコッチである。
・販売数は2017年時点で1830万ケースであり、1秒に7本売れている。
〈ラインナップ〉
・ジョニーウォーカー レッドラベル
※ジョニ赤
・ダブルブラック
・ゴールドラベルリザーブ
・18年
・ブルーラベル
・キングジョージ5世
〈時系列〉
1820年 ジョン・ウォーカーはエアシャーの小作農の息子の息子であり、15歳で小さな食糧雑貨を開く。ブレンデッドの誕
ウエストコーク ラムカスク
2003年にコークの街から70kmほど離れた、ウエストコークのユニオンホールで創業。
2013年に蒸留所をスキバレンに移転。
2016年 第二工場が完成。
取り扱っている製品は多数ある。
→モルト
→グレーン
→ポットスチルウイスキー
→ウォッカ
→ポチーン
→地元産ボタニカル ジン
→日本酒
・ポットスチルはホルスタイン社製の2基の再留釜+手作りの初留1基+後留2基のスチルがある。
・〝ロケ
【H】クライヌリッシュ14年
【ハイランド】
・インバネスから約90km北ブローラの町にある。
・クライヌリッシュ:ゲール語で〝金色の湿地〟という意味。
・ポットスチルは胴部がボール状に膨れたバルジ型。
・初留、再留合わせて6基。
・仕込み水はクラインミルトン川の水を使用。
年間生産能力480L、うち95%はブレンド用。
・シンボルは北ハイランド一帯に生息する山猫。
〈時系列〉
・サザーランド公爵が、余剰大麦の消費と密造酒対策
スコッチウイスキー①
【スコッチウイスキーの定義】
①水とイースト菌と大麦麦芽のみを原料とする
②スコットランドの蒸留所で糖化、発酵、蒸留を行う
③アルコール度数94.8%以外で蒸留
④容量700L以下のオーク樽に詰める
⑤スコットランド国内の保税倉庫で3年以上熟成させる
⑥水とスピリッツカラメル以外の添加物は認めない
⑦最低瓶詰めアルコール度数は40%
・仕込み→発酵→蒸留→熟成はスコットランドで絶対に行わなければな