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陸上競技

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仕事以外では普段一番考えていることです。ただ、走るだけじゃない、色々と考えがあるんだ!ということを表現できれば。
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ニューイヤー駅伝2023

今年のニューイヤー駅伝はHondaの2連覇で幕を閉じた。エースの伊藤選手がエントリーされず戦前は厳しいとされていたが、4区の小山選手でトップに立つと、そのまま他のチームを寄せ付けずゴールテープを切った。

戦前の予想では、伊藤選手の離脱もあり、トヨタ自動車、富士通、黒崎播磨あたりが優勝候補に挙げられていたが、勝負とはやってみないとわからないものである。実業団選手のレベルは拮抗しており、オリンピック

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全国高校駅伝2022

全国高校駅伝2022

12月の最終日曜は何かとイベントが多い。個人的に真っ先に思い浮かべるのは都大路こと全国高校駅伝だが、有馬記念もある。競馬のほうはよくわからないので、例によって書くのは高校駅伝のことだ。午前に女子のレース、午後に男子のレースがある。今年は3年ぶりに沿道での応援が解禁、久しぶりに沿道に人の姿がたくさんあった都大路だった。

女子は長野東が初優勝を飾った。最終区まで優勝争いがもつれた非常に面白いレースだ

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北海道マラソン2022

北海道マラソン2022

今日は北海道マラソンが開催されたようだ。事前情報をまったくチェックしていなかったが、優勝はルカ・ムセンビ選手(東国大4年)だったとのこと。ムセンビ選手といえば、仙台育英高校ではインターハイに都大路に大活躍だったが、大学に入ってからは、あのイエゴン・ヴィンセント選手の活躍があり、駅伝の主要大会にはほとんど出られておらず、陰に隠れていた。それでも腐らず4年間やってきた大きな成果が出たのだろう。

2位

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誰もやってないことをやること

誰もやったことのないことをやる時、そしてやり終えた後、どんな心境なのだろうかと考える。周りからは、すごい人だとか、変わった人だとか見えるのかもしれないが、当の本人はいったいどう思っているのだろう。

先の世界陸上で、田中希実選手は、800m、1500m、5000mの3種目に出場した。1つ出るだけでも大変なのに、3つである。もともとは1500mが得意な選手だが、短いほうの800m、長いほうの5000

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紙パックの正体

紙パックの正体

これは本当に疑問だった。選手たちは紙パックで何を飲んでいるのだろうと。答えは水だった。SDGsの考え方からして、プラスチックボトルを減らしたいという主旨はわかるが、まさか水だったとは。長距離種目で無いから、そこまで素早く吸収されるものでなくてもいいということだろうか。

紙ならいいのかという話もあるが、こういう流れを作るのが上手いのは欧州の国々だ。遠くの日本はそれに追随してゆかねばならない。3年後

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好記録の優勝

好記録の優勝

世界陸上の200mで男子は歴代3位、女子は歴代2位の好タイムでそれぞれ優勝した。男子の19"31も、女子の21"45もそれぞれ自国の記録を更新している。男子の米国記録は19"32で、M・ジョンソンのアトランタ五輪でマークしたタイムだ。胸を張ったあの独特のフォームを何となく覚えている。

男子の200mといえば、ウサイン・ボルトの19"19が世界記録である。もう超えられないのでは?というタイムに0"

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オレゴン世界陸上3日目

オレゴン世界陸上3日目

オレゴンでの世界陸上も3日目が終わった。各種目ともハイレベルな戦いが続く。日本選手の主な戦績はこんな感じ。

男子マラソン→西山選手、日本人世界大会最高記録で13位
男子10000m→田澤選手20位、伊藤選手22位
男子110mハードル→泉谷選手、石川選手、ともに決勝進出ならず
男子400mハードル→黒川選手、決勝進出ならず

こう見ると、今日は期待された選手たちでも上位進出が厳しいことが浮き彫り

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オレゴン世界陸上2日目

オレゴン世界陸上2日目

今日も色々あった。歴史を塗り替えた人物も現れた。いよいよ、新しい時代に入っていったのだと、陸上ファンが湧いた一日ではなかったか。

サニブラウン選手(男子100m)で世陸日本人初ファイナル進出(7位)
廣中選手(女子10000m)日本歴代2位の30分39秒(12位)
橋岡選手(男子走り幅跳び)惜しくも2位大会連続の入賞ならず(10位)
田中選手(女子1500m)決勝進出ならず

今日はやっぱりこれ

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オレゴン世界陸上1日目

オレゴン世界陸上1日目

オレゴン世界陸上が開幕した。そういえば今日だったと後から気付いて追っかけ再生で見たが、とても内容の濃い1日目だった。日本選手の主なトピックスを以下に挙げる。

競歩→山西選手 金、池田選手 銀の日本人ワンツー達成!住所選手も8位入賞
走り幅跳び→橋岡選手 8m18で全体トップの決勝進出
女子1500m→田中選手タイムで拾われ日本人初の準決勝進出
男子3000mSC→期待の三浦選手がまさかの予選敗退

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単なる1大会の復活というわけではなく

単なる1大会の復活というわけではなく

これまでの東京マラソンが帰ってくる――。東京マラソン財団は、今年度の東京マラソンの要綱を発表した。

定員数は37,500人と、2019年以前の規模に戻して実施される。エントリー料は23,300円と、それだけは以前の通りには行かなかったが、これはもはや仕方がない。

このニュースは単に東京マラソンだけが復活するという話では留まらない。これに追随するように、全国各地で開催が中止あるいは縮小されていた

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日本選手権2022(女子5000m)

日本選手権2022(女子5000m)

見どころの多い日本選手権であったが、女子5000mを大トリに持ってくるとは、運営側もなかなかシャレたことをする。昨日は男子3000mSCをラストに持ってきて、見事にその期待に応えた三浦選手(順天堂大)と青木選手(HONDA)。注目されるのは、選手にとってこの上なく嬉しいはずである。殊、今まで注目されていなかった競技に関しては余計に。

女子5000mは、廣中選手(日本郵政G)と田中選手(豊田自動織

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日本選手権2022(5000m)

日本選手権2022(5000m)

ただただ、遠藤日向選手(住友電工)が強かった。この一言に尽きるといっていい今日の男子5000m、オレゴン世界陸上を掛けてのレースだった。

序盤こそ、塩尻選手(富士通)や佐藤圭汰選手(駒澤大)の位置取りが目立っていて、遠藤選手はどこかな?と探すくらいだったが、中盤からは3番手に順位を上げ、4000mを過ぎたところからは松枝選手(富士通)とオープン参加のロノ選手(GMOアスリーツ)の間から割って入り

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ランニング中に道に迷った話

ランニング中に道に迷った話

「ここはどこだ?」

迷子になる時は一瞬である。今日は出張先で夜から走り始めて10km程度で戻ってこようと思っていた。目的地の川にたどり着き、では、ここで折り返すかと思ったが、5kmに到達していなかったので、目の前の橋を渡ってから折り返せばいいと思った。今思えば、橋を渡ってというところが間違いのもとだった。

5km来たのだから、5km戻れば目的地に着くはずと思って走っていたが、橋から4kmくらい

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問合せて悪いことない

問合せて悪いことない

昨日の続きになるが、Garminから返事がきた。どうやら【無償】でカバーを提供してくれるらしい。「え、そうなの?」という感じだったが、中身(のセンサー)が肝なので、カバーはあくまで付属品という扱いなのだろう。

そうすると、純正品でなくて売っているものとは何なのだろうか…ということになる。まさか問合せで聞いてもしょうがないと思って、簡単なECサイトで調べてしまいそうになるが、まずはメーカーに聞いて

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