36.最終回:美しく生きていく。

noteを書き始めたのは、本当にふとしたきっかけだった。

私は元々音楽活動をしていて、そのせいもあってか「世界観」というものを守ろうとする意志が強く、自分の生々しい生活や生き方については語るべきではないと思っていた。

だけど、本来の私はいつも生々しく、感情をむき出しにして傷つきながら進んでいた。

それを隠している私と、さらけ出す私。
どちらが魅力的なのか?自分にとっていいことなのか?
天秤にかける中で急にメーターが振り切って、「全部知ってもらおう」となった。

今、このnoteはアクセス数8,000を超えたところ。
短期間でこんなに読んでもらえると思っていなかったので、嬉しいと同時に驚いている。

私が苦しんで悲しみにくれた日々も、無駄ではなかったのかな、なんて思えたりする。

今の私は、開業届を出してから丸2年、相変わらず安定しない収入の中、精神的には間違いなく幸せ!と言える日々が続いています。

深夜のお菓子をコンセプトとした「夢見菓子」は、BASE・minne・creema・楽天への出店を遂げました。

山本蓮理は、2019年度の食のなでしこに選出され、フードアナリストとしての活動を始めています。

ライター・文筆家として、さらなる作品作りを視野に入れ、日々試行錯誤しています。

一つ一つはとても小さなことでも、それが集約された時に始めて新しい一歩になり、新しい自分が形成されていく。
こうやって一生終えることができたらなんて幸せなんだろうと、心から思います。

美しいことは正しい。
誰かが言ったこの言葉が私は大好きです。

「美しい」という感覚自体は、厳密に人と分かち合うことのできない、自分独自の価値観。
だけど、その感覚、審美性は自分の本質そのものではないかと思うのです。
美しいと感じたことは、きっと信じるに値すること。
損得勘定ではなく、自分の心に沿った判断ができるような気がします。

私にとっての美しい人生とは、曇りのない人生。「いやだな」「やりたくないな」と思いながらやっていることが何一つない状態で生きていること。

行動の裏には必ず意志があってほしい。そして、それを実行できる自分でありたい。

ここまで全部、書き留めることができてよかった。全てがフラットになって、整理されて、また新しい自分を見せていけるような、ちょっとした達成感があります。

何もいえなかった、自分を責めていた、苦しんでいた時期があったからこそ、私はたどり着いた今がとても愛しい。

これからも、自分の「美しい」という感覚に貪欲に生きていきたいと思います。

これまでの人生で感じた違和感を忘れずに。もっともっと強くなって、新しい世界を創りたい。

私の「夢見創」は、自由から生まれた。

この「自由」にたどり着けるまでの30年間。
読んでくださった皆さまありがとうございます。

これ以降の物語は、また別のマガジンで。

夢見の世界でお会いしましょう。


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