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「自主性」とは、お願いされた時の姿勢から生まれます。

人を動かす立場になった人は、一度は悩んだことある課題です。

●自主性とは?

自主性の意味

「他人から指示や援助を受けることなく、自ら率先してやるべきことを行う態度や性質」

のことです。

受動性の意味

「他からの働きを受ける状態や性質のこと」

のことです。

会社内で生産性をあげようとしたらこの「自主性」を生み出すことを考えるでしょう。面白いのが、経営者でも自主性がない人います。

そんな時は

「会社、大丈夫?」

と思ってしまいます。

自分が「自主性」もてないのに、自分の部下に「自主性」を求めたところでできるはずないからです。
この理屈を理解せずに、従業員に教育されている経営者も多いです。
これは日本の教育からきている部分あります。

ひとつの物差しで人を評価し、その物差しから外れたものは認められない教育。
人と違ったこと思って、やろうと思ったら真っ先に否定される文化。

「自主性」が生まれる環境ではありません。

にも拘わらず、社会にでると「自主性」を求められる。
この矛盾に気づきませんか。

ここを議論すると問題として大きすぎるので別の角度でお話しします。

●お願いされた時にどう感じますか?

あなたは、人にお願いされた時どんな姿勢で受けていますか。

もちろん「はい」「いいえ」で答えると思います。
「はい」と言った時、素直に行動できていますか、それともたまに嫌々やったりしましたか。

自分には、メンター的存在の方いました。
尊敬はしているのですが、ものすごくわがままな部分ありました。

結構頻繁にお願いされることあって、今の時間無理でしょうという、お願いもお構いなしにいってきます。
断ってもいいのですが、他で迷惑かけたり、お世話になったりする部分もあってなかなか断りづらかったりします。

そこで少しでも嫌そうな態度をみせてしまうとすぐに突っ込まれます。
その為、安易な態度はとれませんでした。

「はい」といった時点で全責任は自分にある。

そのため相手の要求は100%応えるのが当たり前で、101%以上やることでOKみたいなことを学ばされました。

ここで「自主性」のお話とどう関わりあるの?
と思われた方もいると思いますが、大いにあります。

相手の要求を100%で受けている内は受動性です。
つまり言われたことをやっているだけです。

101%以上やることで「自主性」に変わりませんか。

そこに意思を入れているからです。
ここの基準に気づくのにメンターの方に関わられて、自分は10年かかりました。

これに気づいた時、メンターから無茶なお願いがピタっととまりました。
ここを教えたからだったと思います。

●本当の意味の「自主性」

「自主性」と「受動性」の違いは責任感の質です。

自分はこのこと学んでからどんなことでも一生懸命応えよう、ベストを尽くそうと思うようになり、一瞬一瞬を大事に過ごすようになりました。

おかげ様で様々なチャンスを頂くようになりました。

「受動性」の人はこれができないです。

100%もなくなりその時々仕事選び始めている節あります。
当然、信用も得られにくくなってきます。
積極的に手を挙げることだけが「自主性」ではないこと理解してほしいです。

人からお願いされた時の姿勢が「自主性」を作り出します。

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