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【サ活】茨城県大子町にある石倉サウナに行ってきた。

ーーサウナという場所は心身を整えるだけでなく、新しい未来の種が芽吹く場所なんですよね。


人生は物語。
どうも横山黎です。

大学生作家として本を書いたり、本を届けたり、本を届けるためにイベントを開催したりしています。

今回は「サウナというつながりの場所」というテーマで話していこうと思います。




📚茨城県大子町にある石倉サウナへ

先日の11月3日の文化の日、茨城県大子町にある石倉サウナに行ってきました。一緒に行ったのは、はちとごのメンツ。12人で一棟借りしたのです。

はちとごとは、茨城大学の近くにあるシェアハウスのこと。住み開きという活動をしていて、シェアハウスでありながら「はなれ」と呼ばれるスペースを地域に開放しているんです。したがって、日々、住人に限らずいろんな人が家にいるんです。イベントの開催も頻繁に行っていて、ウイスキー会やジン会、対話の夜会、読書会などその内容は様々です。

短期住人というシステムも取り入れており、ずっとは住まないけれど週末は泊まりたいという多拠点生活をしている人は5日、あるいは10日だけ住んでいるんです。今回のみんなでサウナに行こうと言い出したのも、短期住人のゆうきくんでした。
#本人は記憶にないらしい



みんなで日程調整して、11月3日の文化の日に行くことに決めました。行き先は大子町。そこには、はちとごの管理人のはやぶささんの知り合いの和田さんがやっている「DAIGO SAUNA」というサウナ付きの宿泊施設があるんです。古民家をリノベーションした宿泊施設に、大谷石の石倉をリノベーションしたサウナのある場所。見晴らしの良い小高い場所にあるので、山に囲まれた大子の街を眺めながらサウナを楽しめます。

フル住人も、短期住人も、住人ではないはちとご界隈の人も集合して、3台の車にわかれて乗って、大子へ向かいました。


人がたくさん住んでるシェアハウスにみえるけど、実はフル住人は3人しかいない(笑)


📚地域のつながりを感じる

8時過ぎにはちとごを出発して、現地に着いたのは10時頃。それからはもみじ寺とも呼ばれる永源寺に立ち寄ったり、常陸大子駅近くの商店街のパン屋さんや雑貨屋さんを訪れたりしました。

当日に知ったんですが、大子町にはまちライブラリーをやっている「こいずみ」というコミュニティスペースがあって、そこには行こうと決めていました。まちライブラリーは私設図書館のことで、普通の図書館のように本の貸し借りができます。ちなみに、はちとごもまちライブラリーに登録しているので、図書館としても機能しています。

最初に店の前を通ったときは閉店していたので落胆したんですが、後からもう一度通ったときになんと開店していて、吸い込まれるように入店しました。そこは一箱オーナーの制度を取り入れていて、月額制で本棚を一箱を借りることができ、その本棚を自由に使うことができるんです。自分の本を置いて売り物にすることもできます。少し前に訪れたことのある「イバフォルニア・ベース」の本棚もあり、本と人のつながりを感じることができて面白いなあと思いました。


まちライブラリーのある「こいずみ」
一箱本棚
イバフォルニア・ベースでのイベントの様子


サウナの件も、DAIGO SAUNAのオーナーの和田さんとはちとごの管理人のはやぶささんがつながっていなければ生まれませんでした。

また、和田さんは大子町を盛り上げる一環としてDAIGO SAUNAのプロジェクトを始めました。クラウドファンディングにも挑戦されていて、多くの支援が集まったんです。

地域づくりは人とのつながりから始まることをあらためて感じました。



📚サウナというつながりの場所

サウナに入り始めたのは、昼の1時くらいから。石倉サウナの店員は8人、サウナと水風呂と休憩場所のローテーションが繰り返されました。

僕にとって、今回が初めてのサ活でした。温泉についているサウナに入ったことは何回かありますが、サウナをメインの目的に据えたことはなかったんです。サウナの入り方すら分からなかったんですが、オーナーの和田さんはじめ、自身のゲストハウスでサウナをやっている宮田さんなどに教えてもらいながら、サウナを楽しみました。



サウナで仕事が生まれる、そんな噂を小耳に挟んだことがあります。経営者さんたちがサウナにいながら、仕事の話をして近況やこれからのことを共有したりする。そして、時にはそこから新しい仕事やつながりが生まれたりするんですよね。

僕自身、今回の言い出しっぺのゆうきくんと物語の話になりました。ゆうきくんはおじさんが好きな人で、自分の名刺にかわいいおじさんのイラストがあるくらいです。

ちなみに、そのイラストをデザインしたのは、はちとごの元住人のさきさん。先日の大子サウナにも同行した人です。ゆうきくんとさきさんは以前、創作のコラボをしていました。ゆうきくんの撮った写真に、さきさんがおじさんのイラストを描くというものです。ステキなコラボ作品でした。


写真×イラスト
「かわいいおじさん」
運転するさきさん


で、今度は、そこに物語を乗せたいとのことで、ゆうきくんから僕に「おじさんの物語をつくってくれない?」とお願いされました。もちろん僕はすぐに了承しました。「写真×イラスト×物語」というコラボ作品、僕も見てみたいものです。

ゆうきくんから話をされたとき、すぐにいくつかの物語の候補が生まれました。そこまでインスピレーションが湧くということは、僕の心がやりたがっている証拠だと思います。また新しい物語が始まりました。いつになるかは分かりませんが、「かわいいおじさんの物語」をゆっくりとつくっていきます。


夜はライトアップが綺麗


そんな風に、サウナという場所は心身を整えるだけでなく、新しい未来の種が芽吹く場所なんですよね。そういえば外気浴をしながら、ゲストハウスのオーナーの宮田さんと街づくりについて語ったなあ。

とにもかくにも、初めてちゃんとサウナに入ったけどめちゃくちゃ良い体験だったし、コミュニケーションしやすい環境だし、新しい何かが生まれる場所であることが分かったので、これからもサ活していこうと思いました。最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

20231106 横山黎



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