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「見たい景色」を見られる喜び。

――シナリオを書いているときにこのシーン上手くいったら気持ちいいだろうなと思うシーンを実際に演じて見、案の定上手くいったとき、上手くいった快感もさることながら、「見たい景色を見れた」という喜びが膨らんでいくんです。


人生は物語。
どうも横山黎です。

作家として本を書いたり、木の家ゲストハウスのマネージャーをしたり、「Dream Dream Dream」という番組でラジオパーソナリティーとして活動したりしています。

今回は「『見たい景色』を見られる喜び。」というテーマで話していこうと思います。


🏨謎解きイベントの立ち稽古を始めて…

さっきまで、今度開催する泊まれる謎解き「花火の幽霊~木の家ゲストハウスからの脱出~」の演劇部分の稽古をしていました。

これは僕の職場である木の家ゲストハウスを舞台に「謎解き体験」と「物語体験」を味わえるコンテンツです。9月28日に開催するので、あと10日といったところです。

今回僕はシナリオを書いたり、予告動画をつくったり、テーマソングの作詞をしたりしています。

ちなみにあらすじはこんな感じ。

――ひとりで花火をしていると現れるらしいよ。

「初めまして、花火の幽霊です」

木の家ゲストハウスで開催された謎解きサークルの合宿中、突然現れたのは、姿のない、声だけの幽霊。

彼女には、生前、どうしても叶えたい夢があった。

メンバーのひとりである「あなた」は、木の家ゲストハウスに仕掛けられた謎を解いて、花火の幽霊の未練を解くことができるのか?

予告動画はこちらから↓↓↓


今回のイベントは謎解き部分と演劇部分のふたつに分かれているんですが、その演劇部分においてキャストとして演じるのも僕です。また、一緒に運営しているしゅんちゃんがいます。あと、声だけの出演ですが、わかちゃんもキャストのひとりです。

この3人で演劇部分を進めていくというわけです。シナリオも書き上がったので、それをもとに読み合わせしたり、実際に立ち稽古をしてみたりしていたんですが、これがまあ、楽しんだわ。

そんなことを今日は綴っていきます。


🏨3人で創っている舞台

演劇の稽古自体はちょっと前に始まっていたんですが、シナリオが書き上がって冊子の状態になってから稽古をするのは今日が初めてでした。これに関してはのろまな僕のせいなんですが、仕事や他のことで忙殺されて後回しになってしまっていたのです。

ただ、どうにか書き上げることができて、スケジュール通り演劇の稽古を進めることができています。明日も同じように稽古をして、来週も何日かやって……どうにか間に合いそうです。

自分たちでやっていて、「あ、ここ気持ちいい」っていう部分があるんですよね。テンポよくセリフが重なるシーンとか、実際に演じてばしっと決まると快感を覚えるんです。

逆に「なんか言いにくいな」とか「表現が分かりにくいな」と思う部分があれば、それをひとつずつ3人で潰していく作業をしています。

3人でああでもないこうでもないを繰り返してる時間が楽しくて、少しずつブラッシュアップしていっているのを実感できることが喜びなんですよね。


🏨「見たい景色」を見られる喜び

シナリオを書いているときは、実際にキャストが演じているのイメージしているわけですが、今僕たちがやっているのはそのイメージを見える形にする作業です。

だからこそ、シナリオを書いているときにこのシーン上手くいったら気持ちいいだろうなと思うシーンを実際に演じて見、案の定上手くいったとき、上手くいった快感もさることながら、「見たい景色を見れた」という喜びが膨らんでいくんです。

そうそう、これがやりたかったんだ。これを見たかったんだ。そして、お客さんに見せたいんだ。そう頷けるんです。

まだまだ本番まで時間があるから、その自分たちが見たい景色をたくさんつくれるように、明日も変わらず創作に向き合います。最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

20240918 横山黎


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