たまにはこうして肩を並べて飲んで。
――たまには立ち止まって、お酒を飲みながら、軽くなった口と心で語り合った方が良い。やっぱり一緒にごはんを食べる回数が人間関係の深みにつながっているし、その人の人となりを感じ合うことができる。
人生は物語。
どうも横山黎です。
作家として本を書いたり、木の家ゲストハウスのマネージャーをしたり、「Dream Dream Dream」という番組でラジオパーソナリティーとして活動したりしています。
今回は「泊まれる謎解き『花火の幽霊~木の家ゲストハウスからの脱出~』を開催する。」というテーマで話していこうと思います。
🏨ゲストハウス決起会!
昨日、木の家ゲストハウス運営陣の決起会がありました。僕と、オーナーの宮田さんと、スタッフとして関わってくれているかのん君の3人で呑んでいたんです。
木の家ゲストハウスは僕が4月から働き始めた宿泊施設。茨城県水戸市上水戸にあります。2023年の2月にオープンしてから約1年半、現在では水戸市内に7棟の宿泊施設を運営しています。
4月からは僕ががっつり関わり始めて、次第に僕以外にも仲間も増えてきました。大学生がバイトで清掃してくれたり、僕らの代わりに管理をしてくれたり、自分が住んでいる場所にゲストハウスをつくりたいから協力したいと言ってくれたり……。
元々宮田さんはいろんな人と手を取り合いながらゲストハウスの運営をしていた人。新しい宿泊施設を立ち上げるときのDIYを手伝ってもらったりもしていました。
そんな宮田さんの元には今、僕の他にもうひとりがっつり関わってくれている人がいます。それが、かのん君です。
🏨かのん君とのイベント
かのん君は宇都宮大学の大学生。高校時代のアメリカに留学した経験を活かして、英会話の先生をしたり、英語をつかったコミュニティづくりをしています。定期的にイベントも開催していて、その会場として木の家ゲストハウスに注目してくれたことが始まりでした。
4月頃に初めて木の家ゲストハウスを訪れてくれて、そこで関わりたいという声を聞いて、翌月には木の家ゲストハウスを舞台に合同のイベントを開催することになりました。
BBQイベントと題して打ち出しましたが、かのん君主催の英語を使った室内ゲームも開催されました。僕もそこに参加したんですが、素直に楽しむことができました。あんなに英語に苦手意識を持っていた僕が、自然と笑えて、その時間を有意義に感じることができたんです。
その後も、週に1度のペースで木の家ゲストハウスのスタッフとして動いてくれています。
宮田さんは今後、水戸市を離れて他都市へ展開していく構想を持っていまして、現時点では前橋や宇都宮の展開を考えているんです。宇都宮に思い至ったのは、かのん君の拠点でもあるからでした。
元々すごく精力的に関わってくれていましたが、最近は特により活発に動いてくれていまして、今では大学の授業の時間の合間を縫って、物件探しをしているそうです。
LINEグループに次から次へと物件が並んでいくのを見ながら、僕と宮田さんは「かのん君って、意外と熱い人だったのね」とにやにやしていました(笑)
かのん君はポーカーフェイスだし、気持ちを乱す素振りはないし、正直何を考えている人なのか分からないままでいました。合同でイベントを開催したことを皮切りに少しずつ知っていて、かのん君の静かなる情熱に気付くことができたのです。
🏨たまにはこうして肩を並べて飲んで
昨日の決起会ではお互いのこれまでを語り合う場面もありました。そこで初めて知ることもありました。特にかのん君のことに関していえば、耳を疑いたくなるような驚愕で面白いエピソードが並び、「こういう場だからこそ語れることがあるよな」と内心呟いていました。
大学時代に得た知見ですが、飲み会ってめっちゃ意義のある時間なんですよね。いつもは仕事のことばかり話しているけれど(宮田さんとはそれだけじゃないけれど!)、たまには立ち止まって、お酒を飲みながら、軽くなった口と心で語り合った方が良い。やっぱり一緒にごはんを食べる回数が人間関係の深みにつながっているし、その人の人となりを感じ合うことができる。
僕は、今の仕事を「面白い」や「夢がある」という軸で選んだけれど、それだけじゃ拭いきれない大変さや不安は少なからずあって、最終的にものをいうのは「感情」だったりします。
「この上司なら信頼できる」「スタッフと話しやすい」「切磋琢磨できる環境がある」……そういった「好き」とか「信じる」といった要素が、仕事をする上での原動力になっていると、より頑張れるよね、という話でした。
これからもっと頑張るぞ。最高の仲間たちと、木の家ゲストハウスを大きくしていくぞ。最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
20240708 横山黎
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