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石神マリエ@ご自愛エッセイ
2023年3月15日 21:30
わたし、猫の日生まれ。似ている芸能人はにゃんチュー。武士みたいに真面目なお父さんとハタチみたいに宇宙人のお母さんと万年不登校のピカソな兄の元に生まれたのにまぁまぁ普通の大人になりました。わたし、太陽星座も、月星座も「魚座」なもので生粋の善人。自分と他人の境目がない。だから、全部が自分ごと。だから、戦争も見れないし虐待も見れない。ニュースを見ると、ゲロ吐いちゃうしグロい
2023年7月17日 21:18
みなさんは「浮気」について、何を思いますか?私は今だったら、もっと。諦めたり、呆れたり、諭したり、逃がしたり。そういうことができたのかもしれないって。そう思うんです。ただ当時の私は、タダで逃すわけにはいかないと。復讐の念に燃えてしまいました。それは愛していたからですね。あ、愛していたのは彼のことじゃなくて、自分のことだったかもしれません。いやもっと正確にいうのであれば「彼に尽くすわたし」が好きで
2023年5月14日 21:34
私の母は、どちらかというと、料理が上手な方ではないしどちらかというと、勉強ができる方でもない。子育てが上手かったか?と言われるとそれもなんか、違うような感じ。家事も、主婦歴40年にしてまだまだ苦手なようだ。おそらく、人間クオリティで言えば五角形のグラフにした時ものすごい小さな五角形ができそうな。ちょっと鈍臭いタイプ。だが、そんな母には、天性の才能があるんだ
2023年5月21日 21:08
今日は母の誕生日でした。今までも、このエッセイに度々登場してきた母ですが、めでたいことに還暦を迎えました。とは言っても、中身は相変わらずのハタチであり、芸術家であり、霊能者とも言えますし、お笑い芸人とも言えます。大魔境とも言えるかと…。そんな彼女は「母親」として、アウトではないが、セーフでもないんですね。世の中の「母親像」とは何かが違う。明らかに、何かが違うのです。その「何か」について、今までは考
2023年6月16日 23:43
私には、記憶がすっぽり抜け落ちている時代がある。7年前。心の病、真っ最中のことだ。心因性ショックにより、ある程度の記憶は全て、涙となりこぼれ落ちた。あの涙は幻のように、溶けて無くなったのだろう。7年前。私が苦しむ中で起きた出来事や、住んでいた部屋の様子。食べていた食事、出会った人の名前、何度も踏みしめた駅のホームはひとつも出てこない。必死に思い出したところで、声や、表情や、音や季節なんかも、う
2023年6月18日 21:34
今日は父の日だった。私の父親は、健在である。「あなたの父親は、どんなお父さんですか?」そう聞かれたらいつもこう、答えている。「武士のような人です。」と。まぁ、俗に言う頑固ジジイみたいなもんだ。武士だけど、ダジャレとかも平気でかましてくるし、つまりは、親父。兎にも角にも、厳格なのである。それはそうと、我が家では誰も、「父の涙」というものを見たことがない。それは日々、メソメソしてばかりの私な