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店番日記

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ちいさな本屋さんで店番する間の言葉の整理
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#店番日記

店番はじめて1年

店番はじめて1年

うまくいかないときは、うまくいかないことが立て続けに起こる。それはうまくいかないことを引きずってうまくいかないことを呼び寄せているのか、普段ならあまり気にならないちいさなことがうまくいかないことのおかげで目立ってしまっているのか。
考えすぎるとさらに負のループに足を踏み入れることになる。

よかれと思ってやったことが裏目に出たときの悔しさたるや。
もう全部だめだ、私ってほんとうにだめだ、なんでこう

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春_店番日記

春_店番日記

島か港か、どこか小さくのどかなコミュニティのなかでひとりちいさな本屋さんのお姉さんをやりたいとここ最近思っていて、そんな来るかもわからない未来の光景がはっきりと目の前に浮かんできた。
(吉本ばななさんの「海のふた」が理想的)

放課後の子どもたちが立ち読みをしたり帰路に着く前に集う場所だったり、近所のひとがお茶をしにきて椅子に座って会話したり、そしてそれをひろい気持ちで迎え入れる店番のわたし。ひま

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本と香り

本と香り

男はそよかぜのように娘にキスした

谷川俊太郎「詩人の墓(2006)」

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いまが一体何日で何時で何をしているのか
自分でもよくわからないままに生きているという感覚のなか過ごしている二月のおわり 時が流れるのに抗わずひたすらに揺蕩って沈んでいく

0226 終日本屋さんの店番の日です。
朝家を出ると晴れてる!と思い傘を置いてきたら歩いてる途中、晴れ間から小雨が降り始めたので私のパーマが元

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母の味はクックパッドな店番日記

母の味はクックパッドな店番日記

0223 怒涛の12連勤のゴングが鳴る。
連勤初日の朝、なぜだか連勤折り返し地点ほどの疲労を感じるもまだ初日、始まってすらいない、朝だ。歳をとったなという言葉は言いたくないのだけれど、こういうとき歳をとったなと思う。25歳でそんなことを〜と怒るひともいるかもしれない。でも私は25年しか生きていないのでそれ以上のことを主観で語られてもピンと来ないのです。こればかりはもう25年生きてみないと。

昨日

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0207-0211 店番日記

0207-0211 店番日記

0207 小学生の男の子2人が自転車に乗ったまま会話していてロナウドは家が6つあるらしいよ!え!すげえ!大谷の家はデカそう!!と話していてどこぞのロナウドさん(おそらくあのロナウドさん)は家が6つあるということを覚えた。

0209 本を買うときに決めていることがある。

SNSで口コミを見ない、ネットであらすじを見ない。
本屋さんではなるべく携帯を出さない。時間を見るときだけ。
装丁とあらすじだ

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0130-0202 店番日記

0130-0202 店番日記

0130 今日は週一の本屋さん1日店番デイ。
スキンケアを一新してから3日、お肌がぴかぴかです。
医療の視点から着目したものはさすがに全然違うということにようやく気づいた25歳の冬。

生理前で何も食べずともお腹が張っていてきもちわるい。

昨日お仕事を終えたあと、勉強会に参加した。
わたしが学びたいこと、参加したいコミュニティではなくて体調不良を理由に途中退室させてもらった。一応今後に活かせそう

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