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note開始50回記念【特別版】2024年7月2日(火) DeNA三浦大輔監督を嫌いになりそうな時、また好きになるnote.【中盤】 (No.56)

FA残留を選んだ三浦大輔投手の2009年…

2009年、当時の大矢監督が交流戦中に早くもチームが弱すぎて休養に入る
5月からは当時、田代2軍監督(現・1軍打撃コーチ)が監督代行として指揮を取る
下園選手など、2軍で田代監督代行が見込んだ選手達を積極起用する。

が…低迷は止まらない…

2009年三浦大輔投手はチームトップの11勝をあげる!
がチームは93敗はダントツ最下位!

特にこのあたりでは阪神キラーっぷりが凄かった!

2009年〜2010年は同じユニフォームでも肩の部分が白い!
 得意の阪神戦で1失点完投勝利をあげる三浦投手!!


FA残留前からもファンの間でも

『NPB歴代最強の阪神キラー』は三浦大輔!

と知られるようになる。
引退してから8年経った今でも『最強の阪神キラー』と言えば三浦大輔投手だと言われております。


2010年、三浦大輔は大不振に陥る… 3勝8敗 防御率7.23  シーズン途中からは2軍へ。チームは尾花新監督で95敗!

確かこの年から、厚木での単独自主トレを始めた三浦大輔投手。

尾花新監督からは開幕投手を早々に指名されていたこともあり気合が入ってました。

厚木の球場の坂道ダッシュをする三浦大輔投手。
2024年現在も若手選手たちが自主トレでこの坂でダッシュを行なっている。


それまでTBS時代のベイスターズの様々な若手を引き連れて自主トレしましたが誰1人として大成しませんでした 笑

DeNAになってからは山崎康晃投手・三嶋投手・石田健投手。ロッテに移籍した国吉投手などを連れて行ってましたね。


今も厚木自主トレのその伝統は受け継がれて山崎康晃投手・三嶋投手らが若手の伊勢投手・石川達投手・入江投手らを引き連れ厚木で山登り・坂道ダッシュ・球場でのトレーニングを続けています。


2010年始まってみたら…『ああ、もう番長も終わりかなあ…』と感じました。
三浦大輔投手も当時37歳
選手として、普通に考えたら引退してもおかしくない年齢ですよね。


開幕前のオープン戦から打たれまくって、どの試合でも良くなる気配がなく途中からは
2軍暮らし…
怪我以外では最も辛かったシーズンだと思います。

FAの契約年数はあるものの男の中の男、三浦大輔ならばダメと思ったら
お金はもらわずに引退するかなと思ってました。

チームは前年の93敗よりさらに悪い95敗で勝率.336

尾花監督から凡打でも1塁への全力疾走をお願いされた主力野手が全力疾走をしない…などチームから聞こえてくる話は良い噂話はなかった…

この年、WBCでも活躍した内川選手はFAで移籍してしまう!


右打者歴代最高打率.378の内川聖一選手は2010年オフにベイスターズ・ベイスターズファンにお小言『横浜を出る喜び…』の言葉を残してFAでソフトバンクへ移籍。

その後、ベイスターズファンの間では『横浜を出る喜び』という言葉が広がり移籍して活躍する選手に使うこととなる。

同様に『ベイスボール=(プロとして有り得ない守備ミス・失敗)』などもファンの間で広く使われるようになる。個人的には『ベイス★ボウル』と自虐的に使っています。
★は当然、黒星(負けを意味する)です。

ちなみに『ベイスボール』は我々ファンが全く予想だにしない場面で起こります。
だからこそショックが大きいのです!腹が立つのです!
もしかしたら、そんな所も愛しいと思うのかもしれません。

だから何点差がついて勝っていてもゲームセットまで私のようなオールドファンは
全く気を緩めないのです。

この頃を振り返って…

この頃が本当に最も弱かった!!
ベイスターズファンでいて一番辛い時期だった…
スカパー契約を何度解約したことか!
(翌日には心が落ち着くとやめたくないと電話してた…)


(スカパーの契約を切るために電話すると必ず理由を聞かれます。『ベイスターズが弱いから』と言うとコールセンターの女性が『ああ、確かに…それは仕方ないですね。ベイスターズさんが強くなったらまた契約してくれますか?』とか言われました)

TVKの弱くてもチームの良いところを探す実況にも情けなくなることが多かった…
「全力プレー」とかプロとして当たり前の事を言われることが多かったなあ。

FAで来た選手達もことごとく良い結果が出なかった…挙句に「横浜にFA移籍しなければ良かった」とか言われた。ロッテで里崎選手の2番手捕手だった橋本将選手かな。

仕事終わりに18時過ぎにスタジアムに行っても内野の指定席なんかガラガラすぎて両脇の椅子に荷物置いてふんぞり返って試合を見てましたね。

2009年以前。村田選手・内川選手両主砲が落ち込む画像。
ベイスターズファンには何兆回見られた画像なんだろう。
最も有名なベイスターズの弱さを象徴する画像①
弱さを象徴する画像②
イスを蹴り上げ悔しさを露わにする内川選手。
二人ともNPBを代表するレジェンド選手だ。


尾花監督の就任時に『アナライジングベースボール(分析野球)』を提言して投手のフォーム見直しなどで、1試合1失点少なくする事で防御率を良くして勝つ試合を増やすという論理だった…
結果、防御率は悪くなりましたが。


2011年、最初のうちは2軍暮らし… 7月から1軍に昇格!2年ぶりの100イニングを投げて、チームトップタイ5勝を挙げる!

2011年肩の星が金色?黄色?になっている
誰もわからないくらいのマイナーチェンジ。TBS最終年。


シーズン最初から2軍生活の番長…

正直、もうダメだ!と思ってました。38歳になる歳の三浦大輔投手。
2軍ではゼロから体作りを行なって、走り込みを中心に行ってました。

1軍最初の登板は7月になってから…

プロ19年連続勝利を挙げて、2年ぶりの完投勝利・完封勝利をあげて
終わってみたら5勝6敗ながらも防御率2.91!
シーズンの半分だけの成績なので個人的には実質10勝!と思いました。

番長が復活しました!!
この年、5勝ながらもなんとチーム最多勝(高崎投手と並ぶ)!


5勝で最多勝って、普通じゃあない。
どれほど弱かったかがわかりますね。

この年オフ、主砲の村田修一選手もFA移籍で巨人へ移籍!

2010年甲子園で阪神・矢野燿大(元阪神監督)選手の引退試合で
伝説の9回逆転ホームランを打った村田選手。

対戦投手は同じ年齢の抑え投手の藤川球児投手から。

【追記】この試合は9回2アウトで阪神が勝っていたら引退する矢野捕手に
交代してあと1アウトをとって試合を締める予定のあと2アウトって
ところでの逆転3ランだという事です。
はい!矢野選手の引退試合が台無しになってしまったのです

試合実況の名言『行くな!行くな!越えるな〜!!』と
村田選手が打った瞬間の解説者の『うわっ!』が今でも野球ファンには
広く知られている。


FA移籍の村田選手
ベイスターズ時代と同じ25番を背負う。
原監督もまだ若くて爽やかだった!

この年でTBSベイスターズは終了(2002-2011)!

10年中最下位が8回!4位が1回、3位が1回!Aクラスはたったの1回!
CS出場なし!(CSは2007年からスタートしたので)


うわ〜全2回で終えるつもりが長くなってしまったあ…
予定を変更して今回は中盤として、次回後半で終了いたします。


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