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食品ロスとSDGS 私たちにできることは何だろう

こんにちは 
今回は、「身近なSDGS」食品ロスについて、ご紹介します


食品ロス

食品ロスとは
「食品ロス」とは、本来食べられるのに捨てられてしまう食品をいう。食べ物を捨てることはもったいないことで、環境にも悪い影響を与えてしまう。

日本ではどれくらいの食品ロスが発生しているのか?(下図参照)
本来食べられるのに捨てられる食品「食品ロス」の量は年間472万t。

日本人の1人当たりの食品ロス量は1年で約38kg。
これは日本人1人当たりが、おにぎり約1個のご飯の量を捨てているのと近い量。
食品ロスは大きく分けると下記2つに分けることが出来る。
事業活動を伴って発生する食品ロス・・「事業系食品ロス」
各家庭から発生する食品ロス・・・・・「家庭系食品ロス」

農林水産省 (一部表現を改めています)

私たちが普段「食品ロス」というとき、消費者の立場からなので、
「家庭形食品ロス」のことを指します。

ではこの家庭形食品ロスが増えてしまう背景は何でしょうか。

家庭形食品ロスの原因

賞味期限、消費期限切れ
・作りすぎ
・食べ残し

など

特に夏は気温が高く、鮮度を保つのは難しいです。
こちらの記事も参照してみてください

家庭内での食品ロスは主に、上記の原因によって発生します。

「たくさん作りすぎて食べ残しちゃった」
「冷蔵庫の奥でいつの間にか期限が切れていた……」

なんてことありませんか?

自分たちが思っている以上に私たちは食品ロスを出し続けています。

食品ロスをなくすために私たちができること

では、消費者の私たちは、食品ロスをなくすために、どのような行動をとればいいのでしょうか。

普段、私たちは食べ物を買って、調理などの過程を経て消費します。

食品ロスの原因の一つに、賞味期限、消費期限切れがあるとご紹介しましたが、

これを防止するためには、それぞれの食品の賞味、消費期限を把握しておくことが必要です(野菜、果物など農作物を除く)

ですが、そうは言っても冷蔵庫や、棚の全ての食品の期限を把握することは難しいですよね。

そこで、私は「一週間の献立を立てる」という対策方法をおすすめします。

食品ロスを増やさないための献立を立てる

食品ロスにつながる原因の「賞味期限切れ、作りすぎ」
「献立法」でこれらを防止する方法をご紹介します

1.献立を立てる前に、まずは手元にある食材を確認しましょう。棚にあるレトルト食品や、防災リュックの中、冷蔵庫、冷凍庫の中にあある食材の期限をざっと確認しましょう。

2.そして、期限が近いものから順に、優先順位を付けます。
例えば、

期限残り3日=ランク1
期限残り1週間=ランク2
期限残り2週間=ランク3
期限残り1か月=ランク4
期限残り2か月=ランク5

それぞれの食品にランク付けをします。(個人の基準でOK)

3.ランク付けが終わったら、ランクの高い(期限が近い)ものから、それを使ったメニュー(献立)を考えます。

例えば、賞味期限明後日までの豆腐があった場合、

『夕飯の献立』 ご飯 味噌汁 麻婆豆腐  お浸し 漬物 オレンジ

のようにして献立を立てます。

※このとき、細かく献立を作成しなくても、「じゃあ明日は麻婆豆腐とか、湯豆腐にしよう」と、消費する手段を考えておけばokです

期限の長いものの場合
例えば、賞味期限残り半年のレトルトカレーがあった場合、

「次、仕事の帰りが遅くなっちゃったときは、このカレーを温めて食べよう」とメモするだけでも、賞味期限が切れるまで、棚の中で眠りっぱなしという事態を防ぐことができます☆

→スマホのリマインダーに登録しておくと、期限が近づくとお知らせしてくれるので便利です

肉、魚などの生鮮食品のロス

精肉、鮮魚などをスーパーで買った際、食べきれずに残ってしまうことがあると思います。

その時は、是非冷凍保存を活用してください。

冷凍したいものを一回の使用量に分け、ラップでくるんでチャック付きの袋に入れ、急速冷凍をした後、冷凍庫で正しく保存すれば、1か月ほど長持ちさせることができます。

特に魚は、下処理を済ませてから冷凍すると、解凍後すぐに調理できるため、非常に便利です◎

お肉もお得な日にまとめ買いして、冷凍庫で保存すれば、
毎回のお買い物でお肉を買う必要がなくなる上、
個包装して保存すれば、分ける手間なくそのまま使うことができるので、
お料理の時短にもつながります

まだ、冷蔵庫を有効活用できていない方、これを機に「冷凍保存」を活用してみてください。


まとめ

家庭形食品ロスを減らすためには、私たち1人1人の行動が大事です。
しっかり期限を確認して、安全なうちに消費できるよう心掛け、少しでも食品ロスを削減できるように努めましょう。


最後まで読んでいただきありがとうございました。


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