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楽しい人たちの記録その4|堀伸也
3/22
本番初日。公演日和の快晴で暖かい日、全員で中板橋駅に集合しました。
演劇祭の方にご案内いただき劇場入り。
今回の公演は本番当日の午前中にリハをする形式なので、突貫で舞台や明かり作りなどの場当たりをしました。
裏動線の確認はできたものの、芝居面での調整時間が取れなかったのが悔やまれます。
演劇祭初参加なので勝手がわからない中、運営スタッフの方にすごく丁寧にご対応いただきました。
他の団
楽しい人たちの記録その3|堀伸也
3/2
ダンスを重点的に稽古。
この日は畳の部屋で稽古しました。いつでも寝転べるのですごく快適でした。
成田さんとつよしさんが仲良くストレッチしているところを、餡子さんが楽しそうに眺めていました。
3/3
ミカさんにマキオの代役をやってもらいました。メンズでは見られなかった新たな発見が。
3/4
お手伝いしてくれているヒデに家に来てもらい、椅子として使うブロックを作りました。
時間はかかったも
日本酒の矜持│甘味屋餡子
『葡萄酒』『麦酒』と続けば、公演タイトル的に『米酒』と書きたくなるが、国内で米を原料にした酒を『米酒』とは言わない。
『米酒』と書くと「みーちゅう/びーちゅう」と言って台湾で米を原材料にした蒸留酒となる。
蒸留酒だと寧ろ分類的にはウィスキーやブランデーに近い。
現代では主に料理酒や薬酒の材料として用いられるらしい。
まぁ、飲んだことも使ったこともないので文字情報の知識だけなのだが。
さて、日本酒
楽しい人たちの記録その2|堀伸也
2/17 土
稽古。新しく揃えた小道具を使ってみてもらいました。結果またマスター役つよしさんの運ぶものが増えました。
ユウキ役の成田さんの大きめの動きも増えました。
「運動不足がたたっている」と言いつつ対応してくれる成田さん。
前回公演ほどではないにせよ、運動量の多いお芝居になってきました。
2/18 日
稽古。小道具の段取りを一通りつけ終わる。今日もつよしさんの運ぶ小道具が増えました。
客演の
麦酒の攻防│甘味屋餡子
ビールはワインに次いで古くから飲まれているお酒で、古代エジプトでは『飲むパン』とも呼ばれていた。
日本でも恐らく最も飲まれているお酒ではないだろうか?
「ビールで乾杯」「とりあえずビールで」「ビールかけ」など登場頻度も高く、あまりに身近である故に個人的にはその分多少雑に扱われてる感も否めない。
つい先日「厚生労働省よりビールロング缶1日1本で大腸がんのリスクが高まる」という内容のニュースが出され
ケーキを海底のポストへ投函 vol.5 『葡萄と麦と米と芋』 公演概要
ケーキを海底のポストへ投函 vol.5『葡萄と麦と米と芋』
作・演出=堀伸也
あらすじ
もうすぐ中堅社員である水道橋ほまれは、世話好きな会社の先輩である花・マキオと飲み歩くのが好きなウイスキーオタク。年下ダメ男・ユウキとの生活を愚痴りつつ幸せに暮らしていたが、水面下では彼を狙う魔の手が迫り、さらにほまれに思いを寄せる人物も現れて……。
それぞれの想いとお酒を抱え、彼らの夜は更けていく。
🍷キ
楽しい人たちの記録その1|堀伸也
2/3 土
24:23
稽古の模様をレポートしようと思っていたのに忘れていたことにここで気付きました。
チラシを完成させたかったが終わらず。やることが増えてだんだん面白くなって来たところ。
2/4 日
20:01
稽古。お休みの人がいるので、はるさんに代役に入ってもらいました。歳下ダメ男のことを「本当ありえないよね」と言いながらとても楽しそうにやっていて元気をもらいました。
翌日は雪の予報。餡子
葡萄酒の哲学│甘味屋餡子
今回の『葡萄と麦と米と芋』は2021年のオムニバス公演『サカナ!サカナ!』の一作品『丸の内OLの強盗未遂』がベースになっている。
『丸の内OLの強盗未遂』ではバルで飲む三人のシーンがあった。
今回はそのバルで飲む三人の風景が中心になってくる。
お酒が飲めないので普段はあまり気にもとめないが、演目で扱うとなると急に情報が目に入ってくるようになる。
稽古前に立ち寄った書店で入門書フェアというものが
ケーキを海底のポストへ投函 vol.4 『BANANA SHOOTER』公演配信ご案内ページ
ケーキを海底のポストへ投函 vol.4
『BANANA SHOOTER』作・演出=堀伸也
あらすじ
父親の希望で長坂農業高校へ入学した本田翼。 幼なじみの上村奈央と共に小学校から熱中しているサッカーを続けようと入部を試みるも、長農サッカー部は何故か「ボランティア部」になっていて……。 肩を落とす翼のもとに大会出場を目指す新米美人(?)教師が現れ、サッカー部の活動再開を告げる。 サッカー部(ボラ
第4回公演終了のご挨拶
ケーキを海底のポストへ投函 第4回公演『BANANA SHOOTER』にご来場いただきありがとうございました。
規制が幾分緩和されたとは言え、まだまだ気楽に外出し辛い情勢の中で劇場まで足を運んでいただけたことに、大変感謝しております。
今公演の最初のnoteに『11人いることの奇跡』と題して書かせていただきましたが、キャスト14人そしてスタッフも幸い誰一人欠けることなく千秋楽まで到達し、公演を終
【BANANA SHOOTER】感染症対策についてのお知らせ
ケーキを海底のポストへ投函第4回公演『BANANA SHOOTER』ではご来場の皆様に安心してご観劇いただけるよう、下記の対策やご協力をお願いしております。こちらは「舞台芸術公演における新型コロナ感染予防対策ガイドライン(文科省職業別ガイドライン)」及び劇場からの指導内容にのっとり実施しております。
【ご観劇の前に】
・出演者・スタッフ全員抗原検査を行い、全員陰性を確認しております。
・劇場内
麺とスープと熱の癒し丨甘味屋餡子
本番2週間前。いよいよ大詰めである。
稽古場にも楽しくも切羽詰まった空気が流れる。
日によっては朝から夜まで稽古場に籠もりっきりになることも珍しくない。
平時での稽古後のほんのささやかな息抜きと言えば、稽古後に親睦を深める意味も込めて皆で食事をしに行くことだ。
稽古場で出来なかった打ち合わせの延長戦を行ったり、作品について意見を交換したり、客演の方から他の現場の話を聞いたりと何かと実りの多い時間と
芝居の超弦理論丨甘味屋餡子
ゴールデンウィークの集中稽古&準備期間に、道具や衣装もそろい、本番想定の通し稽古も行われた。
何回か通しで演じていると段取りの不備など調整が必要になる点が明らかになっていく。しかし、それ以上にシーンごとの稽古では見えていなかった関係性や感情の繋がりに気付くことが多い。
無論、最初に台本を受け取って読むときから各登場人物の関係性や心情の繋がりを考えていくものだ。でも、活字から得る情報よりも自身が体
大人なら色々あるだろ、忘れてること
このお話に出てくるのは、わからないことだらけの若者たちと、その若者たちを見守る大人たちです。
高校生くらいのことを思い返せば、うまくいかないことがあると一々立ち止まってしまうタチだったように思います。
細かいことを気にしていては、何も成せないままだと今はわかります。
その当時の自分には、重大なことだったんですけどね。
ダメでうまくいかないとき、あなたはどうしていたでしょうか?
周りの人はどう
青春と舞台は花火に似たり丨甘味屋餡子
5月、公演まで1ヶ月を切り稽古にもよりいっそう熱が入る。
2年ぶりに旅行規制がないゴールウィークということで、世間にはのんびりした空気が漂うが、我々は稽古場に熱く籠もる日々が続く。チケットの販売も開始されたので、稽古にも気合いが入る。
4月は日常シーンの稽古が多かった。
物語の下地としてそれまで選手たちが試合に向けてどのように過ごしてきたかを丁寧に描くからこそ、その後の試合の熱さが際だつのだ。