楽しい人たちの記録その2｜堀伸也

2/17 土
稽古。新しく揃えた小道具を使ってみてもらいました。結果またマスター役つよしさんの運ぶものが増えました。
ユウキ役の成田さんの大きめの動きも増えました。
「運動不足がたたっている」と言いつつ対応してくれる成田さん。
前回公演ほどではないにせよ、運動量の多いお芝居になってきました。

快走を見せる成田氏

2/18 日
稽古。小道具の段取りを一通りつけ終わる。今日もつよしさんの運ぶ小道具が増えました。
客演の本番終わりの美雪さんも、客演先からの差し入れ(！)を持って遅れて駆けつけてくれました。
そこから役を入れ替えつつ最初のシーンを繰り返しました。
なぜか他の役の台詞を覚えている成田さん。そして妙に安心感のある餡子さんとつよしさんの夫婦のお芝居が見られました。
帰り際、つよしさんが家で段取りを練習するためにお盆を持って帰る。
つよしさんは次の稽古までに毎回必ず動きの整理をしてから来てくれます。

甲斐甲斐しく酔っ払いのお世話をするマスター役つよし氏

2/23 金
3連休1日目の稽古。3倍速稽古とキャラ変稽古で心折れる人が続出しました。
ミカさんは途中ダンスレッスンの仕事で抜け、また戻って稽古を続けてくれました。
夜にはつよしさんも合流して全員集合。
雪が降ったり雨が降ったり寒い日でした。

2/24 土
稽古。ダンスのサビ部分の振り入れを重点的にやりました。美雪さん、ミカさんはダンサーなので流石動きが美しい。お芝居をやりに来たのに結局踊らされるミカさん。

成田氏に迫るミカ氏

休憩中にうへいさん、つよしさんと松屋で芝居の話と健康の話をしました。
自分が前の週から腰を痛めていることを話すと、お二人も経験済みとのことで苦しみをナチュラルに共感していただけました。
人生の先輩のお話はどれをとっても大変参考になります。
稽古場に戻り、夜な夜な作った劇中歌のデモ音源を流すと不協和音がすごいと言われる。この良さがわからない人々に哀れみを覚えつつ美雪さんにダンスの振り入れを進めてもらいました。

2/25 日
稽古。うへいさんがこの日から仕事の都合で海外へ。
他にもお休みの方がいたので足りない部分は他の人に代役に入ってもらいながら稽古。
「うへいさんの感じが出せねぇな…」と言いつつ、代役を勤めてくれる成田さん。
ここへ来て大きなキャラ変更を求めると落とし所を探してくれるメンバーたち。
今まで考えてきたバックボーンを作り直すことになるのでかなり手間がかかりますが、なんとかお願いしたいところ。
恋人2人の会話メインのシーンなど、なかなかできていなかった場所の練習も進めました。
帰ってから、劇中歌の音源の編集の続き。改めて聞くと不協和音がすごいなと思いました。

ダンス。楽しそう。

文：堀伸也（作・演出）https://twitter.com/and_an_go

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『葡萄と麦と米と芋』 ケーキを海底のポストへ投函第5回公演

🍺公演概要🍺
ケーキを海底のポストへ投函 vol.5『葡萄と麦と米と芋』
作・演出＝堀伸也

［ 日程 ］
Day1. 2024年3月22日(金)　　
　19:30 開場 / 20:00 開演
Day2. 2024年3月24日(日)　　
　14:30 開場 / 15:00 開演
（上演時間は約1時間を予定）

［ チケット ］
・一般：2,000円
・高校生以下：1,500円
・リピーター割：500円

［ 会場 ］中板橋 新生館スタジオ
〒173-0016東京都板橋区中板橋19-6 ダイアパレス中板橋B1
(東武東上線 中板橋駅より徒歩二分)

名前のない演劇祭紫 参加作品
演劇企画集団「名前はない劇団」が主催・運営する演劇祭。第十五回目の開催となる今回は、北池袋・中板橋・池袋の3拠点での同時開催。13日間に渡り、68団体が公演を行う。