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3分で1話。PV数10000以上の変なおっさんのはなし

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誰も興味がない、おっさんが大活躍する日々をまとめただけのマガジン。
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#助手席

独身中年おっさんが見つけてきたインスタ映えな海の見えるカフェに連れて行かれる話(後編)

独身中年おっさんが見つけてきたインスタ映えな海の見えるカフェに連れて行かれる話(後編)

海の見えるカフェ(後編)

バタンッ!

助手席のドアが閉まると
車が目的地に、向けて出発した。

海の見えるカッフェ…

失礼。

海の見えるカフェ…
までの道のりは

職場から大きな道路に出て、
海側へと進む。

途中、細い道に入り住宅街を抜けると
そのカフェはあるようだった。

夕方ということもあり、
大きな道路が少し混んでいた。

でも、おっさんと、
たわいもない話をしていたので
あっとい

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独身中年おっさんが見つけてきたインスタ映えな海の見えるカフェに連れて行かれる話(前編)

独身中年おっさんが見つけてきたインスタ映えな海の見えるカフェに連れて行かれる話(前編)

海の見えるカフェ(前編)

僕が出勤してから
しばらくして
おっさんが出勤してきた。

出勤するなり、職場内を
キョロキョロと見まわしている。
 
で、次のタイミングには
僕はおっさんと
目が合っていた。


(やべっ……。)
 
特に何がやばい訳でも
ないんだけれど
瞬時に、僕はそう判断した。
 
そうこうしていると
おっさんが、
ズンズンズンズン
こっちへ向かって来る。

僕もいまだに
知ら

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馴染みの店で、いつものを頼むおっさんはカフェインが苦手だ。

馴染みの店で、いつものを頼むおっさんはカフェインが苦手だ。

カフェイン

今日の話は、
おっさんの飼い犬
マメタロウが
亡くなってしまってからの話。

確かに、
その時の話を
ピックアップして
記事を書こうと思えば、
書けるんだろうけど

全然それについては、
気分が
当然ノッてこないので

その後、
しばらくたってからの話。

おっさんの
勤続期間も
そろそろ長くなってきて

それなりに…
いやそれなり以上に
お互い
信用しあうようになっていた。

そん

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おっさんの父親が、愛犬のマメタロウとお散歩リードに散歩してもらった話

おっさんの父親が、愛犬のマメタロウとお散歩リードに散歩してもらった話

お散歩リード

おっさんは
犬を飼っていた…

現在も
飼っているのだが
その子の話は、
また
おいおいすることにして

今日は
もう亡くなって
しまったのだけれど、
すごく賢かった
マメタロウについて
書いていきたい。

彼は
僕とおっさんが
出会ったときには

もう成犬で、
とても賢く優しい子だった。

たまに、
おっさんに連れられて
職場に来ていた。

決まって
おっさんの車の助手席が
彼の

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