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隣家に住む同年代の女の子と仲良くなれる限界階数の考察
※この記事には、人の許容量を多く超える「過言」が含まれています。苦手な方は避けてください。
憧れのシュチュエーションというのは沢山あると思いますが、男性ならば一度は隣の家の女の子と窓越しに会話するなんてシチュエーションに憧れたことがあるだろう。
現代の日本は高層ビルが増え高層階に住む機会も増えてきた。そこで、疑問が生じた、隣の家の女の子と仲良くなるシチュエーション(以降、夢シチュと記載)は
「ドラッグス」あらすじ
あらすじ使えば超人的な力と超能力を身につけられる悪魔の薬"ブレイク"
そんな、ブレイク投薬者による凶悪犯罪が世間を賑わしていた。
薬の開発者の息子である奥田 勇太は、15歳の誕生日に亡き父から送られた図面と母から送られてきた化学式を元に薬の中毒性、凶暴性を無くしその超人的能力を使用できる装置"ブレイクアブソーバー"を完成させる。勇太は、亡き両親の汚名を返上すべくブレイク犯罪と戦う事を決意する。
「ドラッグス」 第三話
加藤亮司、あいつとは同じ中学だった。俺は、中学時代なるべく誰かと接することの無いように生きてきた。しかし、英気とこいつは何かと話しかけてきた。英気は幼少期からの仲だったが、亮司とは中学の3年だけの間がらだった。多分生きるリズムみたいなのがあったんだろう。お互い両親がもう他界していたのも大きかったのだろう。何もしないで一緒にいる時間も多かった。あいつは頭がよかったから都心の進学校へ進んだ。俺は、英
もっとみる「ドラッグス」 第二話
「やばい、やばい」英気は走って雑居ビルの非常階段を駆け降りていた。そして、耳につけたイヤホンマイクに向かって喋り始めた。
「裕太そっちの状況はどうだ!こっちは、めちゃくちゃだ!見つかっちまった!」
「あぁ、こっちも非常にまずい」俺は、ポタポタと流れる腕の血を止血しながら対峙している相手を見つめながら答えた。
〜数日前〜
俺の部屋に英気はやってきた。英気は昨日の出来事を心配してやってき
「ドラッグス」第一話
人間50年ってどっかの偉人が言ったらしい、けれども、俺の両親は40半ばでこの世を去った。
「ブレイク」 それは巷を騒がす悪魔の薬だ。
「ブレイク」を接種したものは、24時間の間 超人的な身体能力と自然治癒力を得る。開発当初この薬は人類の可能性を引き上げると持て囃された。しかし、深刻な副作用が3つあった 1つ目は強烈な中毒性 2つ目は性格の凶暴化 そして、3つ目は常人には決して手にすることの出
ショートショート「ライブ」
「ご清聴いただきありがとうございました。」
講演者のその一言と共に盛大な拍手が会場を包んだ。
非常に良いトークライブであった、登壇者の人生の苦悩や乗り越えた時の達成感そして登壇者の伝えたい哲学全てが一時間半に詰め込まれていた。
鳴り止まぬ拍手の中、講演者は壇上を降りていった。
「アンコール」
拍手の勢いが落ち着き始めた時そんな声が観客席から上った。その声をきっかけに次々と声が上
おもしろき作品色褪せることなし
最近つくづく、世界は平面で見るより球面で捉える方が面白くてかみごたえがあると実感してる
ショートショート「+ドライバーの日」
みなさん、12月25日は何の日でしょう。ご存知、クリスマスです。しかし、幼少期の私にとっては違う日でした。25日は+ドライバーの日でした。その日は、好きなドライバーを買って、今年最後に回したいネジを回す日でした。
私は、クリスマスの楽しみ方がわからない大人になってしまいました。24日の夜、仕事から帰ってテレビを見ながらソファに座ると寝ていました。目を覚ますと時刻は朝6時。
このままでは、今年
ショートショート「時転」
激しい頭痛と共に私は目を覚ました。
私は、眠気と頭痛で意識朦朧としながらあることに気づいた。
眠る前の記憶が全く無い。まず、自分の状況を確認した。服は、パンツにワイシャツの前を開けた姿だった。この姿は帰ってきてすぐスーツの呪縛から逃れたのを物語っていた。寒かったので周りに散らばっているスーツを着た。
私の家は、玄関を入り廊下の突き当たりに8畳一間のリビングがあるだけのこじんまりとした
ショートショート「コンパス」
「コンパスのような人になりなさい」
わたしは、そう言われて育った。親は、誰かの指針になるような人になれという意味で言ったのだろう。
幼い私は、この言葉を真摯に受け止め実行に移していった。
周囲の人間の規範になる行動をし、私を尊敬させるために多くの人に自分の考えを啓蒙していった。
気づくと、私は周りから距離を取られていた。自分を中心とした一定の距離感、正にコンパスだ。
ショットショート「犬の置物」
深夜、長い残業を終えて家に帰ると玄関の前に犬の置物が置いてあった。
一瞬、疑問に思ったが疲れていたのでひとまずその置物を脇に寄せ部屋に入った。
次の日、昨日と同じくらいの時間に帰るとまた犬の置物が置いてあった。さすがに、疑問に思ったが疲れていたので一旦無視をした。
また、次の日同じく犬の置物が置いてあった。3日連続となるとさすがに不信感は強まったしかし犬の置物に心当たりはない。
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ショートショート「ある男の休日」
※注意 作者は「眠気」と「殺意」という言葉を逆に覚えています。
折角の休日に私は少し早起きをしてしまった。しかも、起床予定時間の30分前だ。普段、朝早くから出勤している私とってこの30分は今日という休日の一番最初を飾るには失態である。私は、強い殺意に襲われながらシャワーを浴びてその殺意を吹き飛ばそうと浴室へ向かった。
この殺意の原因はわかっている、昨日は花金ということもあり友人とのオンライ