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観察日記1234

観察日記1234
おはようございます。
『はじめての哲学史』まとめ中です✋

■フッサールの現象学の射程
・現象学の課題と射程
 ・哲学という方法についての原理論と呼べるかもしれない
 ・「厳密な学としての哲学」を基礎づけ直すための学(フッサール)
  ・誤解を招きやすい表現
   ・厳密な学→幾何学や数学を思い浮かべる
  ・現象学は、数学的な厳密な仕方で世界を認識する独自の方法ではない
・「哲学」とはどういう方法か?(復習)
 ①「物語」を使わず抽象概念を用いる
 ②「原理」を捉えることによって考え方のルールを定める
 ③つねにもっとも根源的な地点から出発し直し、それにより、世界のさまざまな問題について誰でもがよい考えを交換できるような開かれた言語領域・言語空間を作り出す
 ・歴史のところどころで、優れた哲学者たちは、考え方のルールができるだけ根源的なものになるように思考の始発点を建て直してきた
・「主観・客観」問題(「認識問題」)
 ・哲学はもともと自然科学と方法を共有
 ・自然科学の応用である心理学、社会学、歴史学などの近代諸学は、現代にいたってさまざまな異説の対立を生みだしている
  ・「認識問題」が解決されていないことの証
 ・デカルトが据えた方法の原理(方法的懐疑)を、再度もっと根源的な形で建て直す必要がある
  ・それにより、哲学だけでなく、近代科学が全体として陥っている、学問への不信、相対主義、懐疑主義等々を乗り越えることができるはず
  ・これがフッサール現象学の基本構想
・フッサールの哲学的方法の原理の置き直し
 ・デカルトはコギトという概念により、さまざまな懐疑を消去していくという独自の合理主義的思考の方法を発見
  ・従来に独断論的方法を打倒す
  ・この方法の確実性は、「主観・客観」の間に存在する認識上の障碍物を1つずつ取り払うことができるという考え方に依拠
  ・しかし、「主観・客観」構図それ自体が一つの思い込み(ドクサ)にすぎない
 ・『認識されるべき対象としての「客観それ自体」が存在する』
  ・近代哲学全体を貫いていた誰も疑わなかったテーゼ
  ・近代科学の基礎になっている観念
  ・この観念こそ考え直される必要がある
  ・フッサールはこの問題を厳密に追い詰める
 ・フッサールの考え方の要点
  ・客観や対象物といったものは、“それ自体存在するもの”ではなく「意識相関的な存在」
  ◇何かが“存在”する、という場合
   ・原理的には、必ず「~にとって」「~のために」といった相関的項目を必要とする
   ・フッサールは認識問題の本質を、「正確な認識条件の探求」→「確信成立の条件の探求」へ書き換える
ンメルが生きた19世紀末)の「危機」は、この時代の生にふさわしい生の形式そのものがいまだ見出されていないことにある、とジンメルは考えた
・ジンメルの考え方
 ・人々が自分を活かすような価値や目的をもって生きるという実存的側面を支え活かすような社会的なルールや制度こそが、社会や歴史といったものの存在意義
  ・その逆の社会や歴史の存続のために個々人の生が存在することではない
 ・同時に、そのような形の社会や歴史の実現はきわめて困難
 ・生の運動のダイナミズムによる生の形式の絶えざる刷新によってしか、そうした可能性へ近づくことはできない
(現代哲学)

・哲学マップ(まとめ済み)

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