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観察日記705

観察日記705
おはようございます。
「はじめてのフッサール」を読書中です✋

・内在の領域に「明証性」の「絶対的な基礎単位」は見いだせない
 ・哲学的には当然のこと(ヘーゲルの考察がきわめて本質的)
・われわれが日常体験の中で、何が現実的で、何がそうでないのかを区別する「確信根拠」をもたない、ということの論拠にはならない
・本質的な問題は「不可疑性の根拠」
 ・「存在根拠」ではなく「確信根拠」
・われわれは世界の一切の対象について、さまざまな強度をもった「確信」を作り上げている
 ・「世界」はいわば「確信」の束
・もしこの「対象確信」の構造が一定の構造をもたず、本質的に恣意的なものだとしたら?
 ・「現実的なもの」と「非現実的なもの」、「存在的なもの」と「非存在的なもの」を区別できない
 ・「現在」「過去」「未来」や、「概念的なもの」と「感覚的なもの」、「経験的なもの」と「抽象的なもの」の区別もできない
 ・人々は、それぞれ独自の「世界秩序」を生きる
 ・決して「一つの世界」というものを‘共有’できなくなる
 ・「共通の世界確信」は存在せず、自然法則も論理法則もありえなくなる
・〈内在意識〉における「不可疑性の限界」、その秩序、その構造の共通性が存在しないなら、そもそも「客観世界」という信憑も成立しない
 ・暗黙のうちにそれを前提として主-客の一致不可疑性を主張する懐疑論も存在しえない
・フッサールの主張
 ・論理的にはどんな認識も「超越」(客観者)と一致しえない
 ・でも、われわれは誰も世界の実在を疑わない
 ・そこにある理由と根拠を確かめるなら、直接「意識」に問わねばならない
 ・「意識」こそは様々な「対象確信」、その可疑性と不可疑性が生じたり、消えたりしている‘現場’だから
・問題はいかに主-客の一致を確証するかではない
・いかに人々の世界確信が共同的となり、普遍的となりうるのか
・この「構造」をとらえること
・「世界の不可疑性」の根拠の解明が現象学の本義
(あとがきにかえて-17)

〈読書中〉
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