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観察日記1265

観察日記1265
おはようございます。
『はじめての哲学史』まとめ中です✋

■構造主義と主体の概念
・レヴィ=ストロースの批判
・西洋の形而上学が前提とする人間の理性と歴史の目的論の概念を批判するもの
 ・人間の「解体」の宣言は、構造主義的な方法の開始を告げるものだった
・「構造」という概念
 ・西洋の形而上学における主体の概念と、主観と客観の対立に基づく認識論の体系に対する鋭い批判を展開
・なぜ構造という概念が人々を魅惑したのか?
・人間を主体と見なすそれまでのヒューマニズム的な視点からは解読することができなかった人間の生の様相が問題となってきたからだと考えることができる
・主体の概念に対する批判
 ・レヴィ=ストロースだけでなく、神話学、社会学、歴史学などでも平行して進められていた
 ・フランスの思想界において、構造主義が実存主義に次ぐ重要な思想的な潮流になる
■ラカンの精神分析
・ラカン(1901-1981)
 ・フロイトの精神分析を批判的に継承
 ・ヘーゲルの思想を自由に展開しながら、構造主義的な精神分析の理論を構築
 ・レヴィ=ストロース同様、フロイトの無意識の理論に依拠しながら、人間の無意識は言語のような構造を備えていると考えた
 ・主体の無意識において語るのは、意識の主体ではなく、他者の言語だと考えた
・『エクリ』
 ・「現実界/想像界/象徴界」
  ・意識の主体が可能となるために、意識はこの3つの領域で構造化されている必要がある
   ・フロイトのエス/自我/超自我の自我の局所論に手を加えたもの
  ・人間の意識の普遍的な構造を示そうとした
 ・鏡像段階の理論
  ・子どもは生後6カ月~1年半の頃に、鏡に映る自分の身体を見ることで、自己の身体的な統一を確立する、という理論
  ・実際に鏡で自分の姿を見るかどうかは問題ではない
  ・それまで分裂した状態にあった自己の身体が統一性のあるものであることを、自己または他者の像によって認識するようになる
   ・ここから統一的な自我が形成される
  ・この自我の場において減が可能になる
   ・象徴界と社会的な関係が形成される
  ・ラカンはこれを人間に普遍的な構造と考える
(レヴィ=ストロース、ラカン)

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