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観察日記1086

観察日記1086
おはようございます。
西洋哲学史をまとめ中です✋

・デカルトの「わたし」は、思考を本質とする存在者
 ・思考によってのみ成立する
 ・アリストテレス的意味における「実体(他に拠らず、それ自身で存在するもの)」
 ・トマスにおける「神」が存在を本質とするものであったのと対照的
 ・デカルトのわれは思考することをその本質とする存在
 ・考えることにおいてのみ存在するので、考えるのをやめるとその存在も消えてしまう
・わたし以外の存在
 ・「蜜蠟の比喩」という思考実験
  ・蜜蠟にとって、その色や形状、臭いなどは本質ではない
  ・温度が変わり、蜜蠟が個体から液体、気体に変われば、そうした性質も変化する
  ・ここでは蠟だけでなく、水や大理石など物質一般に共通の性質が問題なので、分子構造を持ち出すわけにもいかない
  ・いかに状況が変わっても変化しない蜜蠟の本質は、デカルトによれば「ひろがり(延長)」、それが一定の空間を占めていること
  ・固体、液体、気体で蜜蠟の「嵩」は変化するかもしれないが、「嵩があること」自体は変わらない
・「幾何学主義」
 ・物体の本質を、物差しで計測可能な「延長するもの」とする見方
 ・デカルトにとって身体は、幾何学的特性を本質とする物体もしくは機械にすぎない(人間機械論)
 ・こう考えることによって、社会秩序が維持されるように各人を調整し、形成しうるという思想が導かれる
  ・フランス革命前後の社会思想は、人間機械論をもとに、監獄や処刑、学校教育にかかわる制度を考案
・人間機械論の問題(心身問題)
 ・考えることを本質とするわれは延長をもたない
  ・だれかの考えの体積や長さを問うことは意味をなさない
 ・何の共通点ももたない精神と身体はどのように関係しあえるのか?
 ・精神と身体が相互に関係し合うのは事実
 ・精神もしくは心と身体との関係をめぐるこの問題が「心身問題」
(心身二元論)

『哲学マップ』からです。

(↓未定)
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