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観察日記1109
観察日記1109
おはようございます。
西洋哲学史をまとめ中です✋
・ニーチェの考え方
・善や真理、美といった価値が超越的実体に根拠を持つものではない
・たんなる差異である
・その際すらも根底にある諸力のせいでせめぎ合いから生まれては消える
・イデアや神のような超越的存在を否定することにおいて哲学的思考図式ⅰを無効化
・実体としての自我を否定することによって哲学的思考図式ⅱを無効化
・カント的な哲学的思考図式ⅲは、ⅰとⅱの組み合わせなので、これも無効化
・「本質主義」と「同一性の哲学」を転覆
・善や人間をはじめとするすべてに固有の本質があるという前提(本質主義)
・本質は普遍的なのだから永遠に同一にとどまるもの、同一者であるとする前提(同一性の哲学)
・本質や同一者は従来の哲学の大前提
・それを根本から否定するニーチェは、ネガティブな「反哲学」
・逆に言えば、反-本質主義、非同一性の哲学への道を開く
・すべては差異であるとする考え方は構造主義の先駆け
・それすらも否定して、根底にある諸力のせめぎあいに注目する点でフーコーのポスト構造主義を先取り
・哲学的思考図式ⅳ
・超越的実体を否定
・すべての差異が諸力のせめぎあいによって流動性を肯定する
・このニーチェの洞察は、陰に陽に現代哲学の基軸になっている
・哲学の問いの変化
・第一段階:真や善「とはなにか」 (ギリシャ)
・第二段階:「それを本当に知りうるのか」「知ろうとしている自分は何者か」(近世)
・第三段階:「そもそもなぜそのようなことを問題にしていたのか」「はじめに求めていたものが無意味と判明したとき、どう気持ちを切り替えればいいのか」(ニーチェ)
・「なぜそれは問題だったのか」に答えるものがニーチェのニヒリズム
・「どう気持ちを切り替えればいいのか」に答えるのが、永遠回帰と力への意志における流動性の肯定
(流動性の肯定—哲学的思考図式ⅳ)
『哲学マップ』からです。
(↓未定)
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