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観察日記1116

観察日記1116
おはようございます。
西洋哲学史をまとめ中です✋

・日常言語学派
 ・後期ウィトゲンシュタインの影響下にあらわれた、論理ではなく日常言語を分析することによって伝統的な哲学的問題を解消・解決したり、言語について新たな性質を見いだそうとする人々
・ギルバート・ライル(1900-1976)
 ・デカルト以来の心身問題を解決しようとした
 ・言葉の違いによってわれわれがいかに騙されやすいか、ということを明らかにする
 ・「カテゴリーの錯誤」
  ◇例えば大学を訪れた人が、図書館や研究棟など施設を一通り見終わった後、「それで大学はどこにあるのですか」と聞いたとする
   ・この人物は、さまざまな建物を含んだ制度の総体が大学であることを理解していない
   ・名詞で表現されたものはすべて同一のカテゴリーに属すると考えている
   ・「大学」も、図書館や研究棟と並んで建っている建物の一つだと思っている
  ・カテゴリーとは、何かが存在するあり方の分類
  ・建物という仕方で存在しているもの(図書館など)と、制度の総体という仕方で存在しているもの(大学)では、存在のあり方、カテゴリーが異なる
  ・それを混同してしまうのが「カテゴリーの錯誤」
 ・デカルト以来の心身問題はカテゴリー錯誤による疑似問題(ライル)
  ・怜悧な発言や賢明な行いなど、諸々の活動からなる総体をよそに心という実態があるわけではない
  ・心臓や手足とならんで心があると考えるとき、名詞であらわされるものはすべて人体の器官であると考える誤りに陥っている
(日常言語派)

『哲学マップ』からです。

(↓未定)
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