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観察日記1208

観察日記1208
おはようございます。
『はじめての哲学史』まとめ中です✋

■何が「善」かは、とことん考えれば必ずわかる
・『実践理性批判』(1788)
 ・善きものへ向かおうとする人間の能力についての哲学原理
 ・実践理性
  ・意志と能力
 ・「何が善であるか」はとことん考えれば必ず理性によってわかる、ということを“証明”
 ・人間はこうして獲得された「善き行為」を意志すべき
 ・「実践理性の根本法則」
  ・「君の意志の格律が、つねに同時に普遍的立法の原理として妥当しうるように行為
せよ」
  ・「普遍的立法」
   ・誰にとってもそれが、世の中全体の平和と調和を推し進めるような行為の基準
   ・いつ、だれにでも、正しくて、よい行為として妥当する
  ・時代背景
   ・17世紀のヨーロッパは、宗教戦争や王国間の戦いなどの大きな矛盾、対立があった
   ・プロテスタントとカトリックとどちらが正しいか?
    ・この問い自体が無意味
    ・どちらも相手を認めあって仲良くするというのが、世の中の平和と調和を増進する
    ・そういう方向に推し進めるのが「普遍的立法」にかなって正しい
   ・カントの発想は、新しい「善悪」の基準を出し、それまでの不毛な対立を乗り越えようとする原理を目指す
  ・「格律」(=マキシム)
   ・自分なりの行為の基準、自分固有の「きまり」
    ・例:食後は必ず歯を磨く
   ・人間が理性的な存在である以上、自分の「マキシム」を「普遍的モラル」に合致させるべき
 ・カントの考え方
  ・何が「善」であるかは、しっかり考えれば必ずわかる(普遍的立法の考え方に従う)
  ・つねにこれに則る形で自分の行為を律する(道徳的行為の本質)
  ・道徳行為を意志し行為することができる点に、人間が他の動物と違いひとり自由な存在たる所以がある(人間の本質は「自由」)
  ・人間が道徳的行為をなしうる存在であることによって証明される
 ・現代から見ればかなり素朴な考え方
  ・人間は、何が善いことかを一般的な仕方で理解したとしても、それだけでは決して「正しいこと」を要求し、意志するような存在ではない
・カント哲学の功績
 ①古い形而上学を打倒す
 ②道徳の根拠をキリスト教から切り離し、人間の理性それ自身のうちに全く新しい形で基礎づけ直す
(カントの道徳哲学)

・哲学マップ(まとめ済み)

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