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観察日記972

観察日記972
おはようございます。
「善と悪のパラドックス」をまとめ中です✋

・そもそも、戦闘が起きるのは、トップの指揮官たちが命じるから
 ・指揮官の攻撃の動機は、見る時点によって能動的、反応的のどちらか
・特定の目標を念頭に奇襲の計画を冷静に立てる指揮官は、純粋な能動的攻撃性を示す
 ・例えば、アレキサンダー大王
・軍事史は戦力の偏った交戦が大多数を占める
 ・攻撃側が相手よりかなり優位
 ・指揮官は自軍が適より圧倒的に強い場合に攻撃を開始する
 ・近年までは戦闘(戦争)を始める側が勝利する傾向にあった
・勝機を正しく判断する能力が自然淘汰で選択されるのは当然
 ・しかし、進化だけで勝利の定石は説明できない
 ・指揮官の成功は高い知能によるものでもある
・進化論が真価を発揮するのは、「軍事的無能」を説明するとき
・「軍事的無能」
 ・勝利が予想される時にも起きる敗戦(ディクソン)
 ・そのような敗北は、どちらかといえば戦力が互角である闘いの特徴だが、最近では軍事力が不均衡な戦争でも予想外の敗戦が起きている
 ・強い軍勢が勝つ確率は、1850年以前の88%から下降し、1950年以降は45%(アレグイン=トフト)
 ・もはや指揮官は勝利を的確に予想できない
・勝敗を分ける機能不全の四大症状(ディクソン)
 ①自信過剰、②敵の過小評価、③情報報告の無視、④人員消耗
・集団志向が問題を悪化させる
 ・集団志向は次の6つの症状を追加する
 ①不死身だという思い込みの共有
 ②不確かだが大切な持論への共通のこだわり
 ③集団固有の道徳規範の妄信
 ④敵が邪悪すぎて交渉にならない(または、弱すぎて脅威ではない)という決めつけ
 ⑤多数意見を(沈黙は同意であるという誤った前提で)満場一致と見なす共同幻想
 ⑥(スパイからの報告のような)決意を鈍らせかねない情報を集団に明かさない独りよがりの検閲
・結果、軍事力が伯仲している場合、攻撃側の判断は、下すのが個人であれ集団であれ、たいてい自軍の戦力を買いかぶり、相手の戦力を見くびった査定に基づいてしまう
 ・ざっと半数の戦闘が悲惨な結果になる
 ・例えば、ピッグス湾事件
・自信過剰と敵の過小評価は、楽観的な思い込みに起因
 ・情報報告の無視は、その思い込みを持続させる
・軍隊は効率を誇りとし、敵の勢力を正確に評価する仕組みがあって当然と期待されるが、それとは逆のことが起きる
 ・我々の常識的な直観に反して、間違いを確実にする仕組みが出来上がる
 ・問題の核心は、楽観的な思い込み
 ・人は物事の明るい面を過大評価する
・楽観的な思い込みは、政府間の関係でも発生
 ・統治組織は自分たちの物質的利益にならない政策を日常的に推進する(タックマン)
 ・政策が集団で決定される場合でも、実現可能な代案がオープンに議論されていてもそうなる
 ・「野心、不安、出世主義、対面の維持、思い込み、自己欺瞞、凝り固まった偏見」のせいで「良識の拒絶」が起きる
 ・「国家はものを考えない」(トゥエイン)
・過信は一般市民にも広がる
 ・「英雄とは、駆け引きにたけた人物ではなく、世論が作り出す偶像」(モーゲンソー)
 ・そのせいで大衆が対立をあおる政策を引き出すことがある
  ・第一次世界大戦の宣戦布告は、「全参戦国の首都で熱狂的に歓迎された」
(何が勝敗を分けるのか)

今から月次祭に行ってきます(寒い🥶)

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