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観察日記227

観察日記227
おはようございます。
今日は「社会心理学講義:〈閉ざされた社会〉と〈開かれた社会〉」より。

我々は捜すべきところを捜さずに、慣れた思考枠に囚われていないか。我々の敵は常識です。常識の中でも倫理観は特にしぶとい。感情に流されていては、人間の本当の姿は見えません。
社会は開かれたシステムです。それは究極的真理や普遍的価値が存在しないという意味です。開かれた社会という表現は誰でも好ましく感じます。殺人や強姦が悪であるのは普遍的真理だとほとんどの人が信じています。しかしこの二つは論理的に両立しないのです。開かれた社会とは、社会内に生まれる逸脱者の正否を当該社会の論理では決められないという意味です。キリストやガンジーは正しく、ヒトラーやスターリンは間違いだというのは後世が出した審判にすぎない。当時はキリストもガンジーも社会秩序に反抗する逸脱者でした。対してヒトラーやスターリンは当初、国民の多くに支持されました。時間を超越する価値は存在しない。善悪の基準は我々が信じているほど堅固ではない。社会の論理に抗し、社会を破壊する要素が必ず内部に発生する。これが、社会が開かれた系をなすという意味であり、時間が流れるという意味でもあります。(p.43)

これも読書会でじっくりやってみたいですね(^^)/

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