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観察日記1266

観察日記1266
おはようございます。
『はじめての哲学史』まとめ中です✋

■ロラン・バルトとテクスト理論
・ロラン・バルト(1915-1980)
 ・さまざまな分野において、記号論を活用した構造分析を主唱
 ・バルトは構造分析を1つの「主義」としてではなく、小説、神話、社会の風俗やモードなどの多様な対象を分析する1つの手法として駆使
 ・バルトの興味は、対象そのものに内在する構造より、分析する対象に「意味を作り出す人間」であり、自然や文化において形成される「意味」にそなわっている構造
・バルトは構造主義においてレヴィ=ストロースの対極に位置
  ・バルトは、歴史において決断する実存的な人間ではなく、歴史に意味を与えようとする人間のいとなみが、1つの「装置」のように機能するという事態を重視
 ・「作者の死」という概念を提起し、古典的な文学批評の「作品」の理論を批判
  ・伝統的な文学批評の理論で重要なのは作品と作者であり、テクストの分析から、作者の伝記的な考察に進むことが多かった
  ・バルトは、テクストにとっては作者は外在的なものであり、重要なのはテクストを読む読者であると考えた
  ・テクストを神のような創造者の位置にある作者の作った作品ではなく、そのテクストがおかれた文化に固有のさまざまな「引用の織物」として読む必要がある
  ・テクストは読者が新しい意味を作り出すための「装置」
(ロラン・バルト)


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