観察日記986 1 ぽんマス 2023年2月15日 07:18 観察日記986おはようございます。「しんがりの思想」を読書中です✋・「責任を負う」ということをめぐっての社会の劣化・原発事故の「4つの押しつけ」(池内了) ①原子力発電施設の過疎地への押しつけ ②被曝労働を下請け労働者に押しつけ ③核廃棄物を未来世代に押しつけ ④汚染水を世界中の人々、生き物たちに押しつけ・誰も自ら責任を取らないで、他者に「押しつける」という責任放棄の構造・それに対応するもう一つの責任構造である「おまかせ」・日本社会は近代化の過程で、行政、医療、福祉、教育、流通など地域社会における相互支援の活動を、国家や企業が公共的なサービスとして引き取り、市民はそのサービスを税金やサービス料と引き換えに消費するという仕組みに変えていった ・一足先に近代化に取り組んでいた、西欧列強は、そうした相互支援の活動を、教区など、行政機構と個人の間にあるいわゆる中間集団の活動にある程度残しておいた・日本は世界でも屈指の速さで長寿化を成し遂げ、停電も、電車の遅れ、郵便の遅配もめったになく、夜も安全な街というふうに、都市生活の高いクオリティを実現・しかし、それと並行して進行したのが、市民たちの相互支援のネットワークが張られる場たるコミュニティ(町内、氏子・檀家、組合、会社など)による福祉・厚生活動の瘦せ細り ・人々は、提供されるサービス・システムにぶら下がるばかり ・自分たちの力を合わせてそれを担う力量を急速に失う ・サービス・システムが劣化したり機能停止たときに、対案も出せねば課題そのものを引き取ることもできない ・クレームをつけるだけの、受動的で無力な存在に、いつしかなってしまっていた ・公共的な機関への「おまかせ」の構造・「押しつけ」と「おまかせ」、責任を担おうとしない人たちの合わせ鏡が、日本社会を覆っている・「押しつけ」と「おまかせ」の合わせ鏡の外にどう出るか ・震災が私たちに突きつけた最も重い課題(「押しつけ」と「おまかせ」の合わせ鏡)きのう手元に届いた『現代化学史: 原子・分子の科学の発展』が面白く、鈍器のごとく分厚さですが、意外とスイスイ読むことができます😆 現代化学史: 原子・分子の科学の発展 amzn.asia 4,180円 (2023年02月14日 08:34時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する しんがりの思想 ―反リーダーシップ論― (角川新書) amzn.to 902円 (2023年02月06日 22:26時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する View this post on Instagram A post shared by ぽんマス (@ponmas2) 「学校との距離感を調整すという発想」 抜粋してもしきれないぐらいメチャクチャ共感しました! 消えてしまう前にメモです! 『平日昼間に開かれる「森の教室」に子ども faber-school.jimdofree.com #実験 #観察 #日記 #読書 #自然 #教育 #子育て #学校 #遊び #学び #勉強 #人間 #哲学 #科学 #常識 #思い込み #歴史 #化学 #物理 #熱力学 #ぽんマス自省録 #ゆっくり考える #たたき台 ダウンロード copy #日記 #読書 #子育て #教育 #勉強 #哲学 #学校 #自然 #学び #歴史 #人間 #科学 #遊び #思い込み #実験 #観察 #常識 #物理 #化学 #ゆっくり考える #たたき台 #ぽんマス自省録 #熱力学 1 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート