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観察日記1417

観察日記1417
おはようようございます。
『〈現実〉とは何か』をまとめ中です✋

■「私」という語の特異性
・「私」という語は、外形的にはまったく同じ語でありながら、そのつど個体性を表示する
 ・あなたが「私」と言っても、私が「私」と言っても、われわれはそれが誰のことなのかを取り違えることはない
 ・「私」という語は、形は同じであるが、「誰が言うか」によってその内容が確定する語(偶因的表現)
 ・誰かが言うまで、その内容(指示対象)は確定しない
  ・その意味は、誰もが「私」と言いうるかぎりで、置き換え可能
 ・「私」という語は、「個であること」の無限の置き換え可能性を表現
 ・「私」という語が有意味になるためには、誰かによって言われる必要がある
 ・しかし、言われた途端に、この「私」という語は無限の置き換え可能なものとして理解されている
 ・誰でも「私」と言いうるが、その「私」ということの中身は、それぞれ個体的に異なっている
・「個体的である」=「普遍的に置き換え可能」
 ・ここでは、個と普遍は対立せず、不可分に1つ
 ・1つの構造(出来事)のなかで、個と普遍が同時に成立
・「個であることが普遍的な性格をもつ」
 ・一見矛盾しているように見える
  ・個:「置き換え不可能」
  ・普遍:「置き換え可能」
 ・「置き換え不可能であるということが置き換え可能」
  ・「私であるということは交換不可能だが、誰もがこうした意味での「私」である」と了解しているからこそ、われわれは「私」という語を混乱なく用いることができる
(「私」-「自己」の問題)

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