観察日記1413
観察日記1413
おはようようございます。
『〈現実〉とは何か』をまとめ中です✋
■個々のものに固着もせずおろそかにもしない
・数式という表現自体が「1つの現われ」
・絶対的な表現が存在するのではない
・表現の間の「置き換え可能性」こそ、数学と呼ばれる活動は追い求め続ける
・変換間駅や置き換え可能性という構造(出来事)が、自然変換という数学的表現を手がかりにとして照らし出される
・自然変換は、関手間の変換関係
・関手の置き換え可能性を表現するもの
・「個々の関手」に固着するかぎりは見えてこない
・一方、個々の看守という現われによることなくしても捉えることができない
・「自然変換」も数学的表現という「1つの現われ」
・自然変換のみに固着しているかぎり、この概念自体がこれまで問題にしてきた現実の構造(出来事)を照らし出してくれるものでもない
・自然変換という概念を通じて、「個々のものに固着しないが、個々のものをおろそかにするわけでもない」という思考が根源的な思考原理であることがみてとれる
・その根源性ゆえに、それがいつも「消えて」いる
・われわれの通常の思考は、一方では個々の現われに固着したり、他方で個々の現われを無視したり、という極端な間を揺れ動きながら進んでいる
・本書では、この通常の思考の特性を自覚した上で、「個々のものに固着しないが、個々のものをおろそかにするわけでもない」という立場を究極的に求め続ける
(「現れること」の理論へ)
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