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観察日記244

観察日記244
おはようございます。
今日は「社会心理学講義:〈閉ざされた社会〉と〈開かれた社会〉」より。

なぜ人を殺してはいけないのか、強姦してはいけないのか、他人の所有物を盗んではいけないのか。近代以前では世界秩序の根拠を神や自然に求めていました。殺人が悪なのは神がそう定めたからだ。普遍的価値が存在し、それに違反するからだ。こう考えられてきました。
しかし〈個人〉という自律的人間像を生み出した近代は、人間を超越する神や自然という〈外部〉を否認する。超自然的存在に社会秩序の根拠を投影せず、共同体の内部に留まったままで社会秩序を正当づけようと試みます。神や自然の権威を認めなければ、人間の世界を司る道徳や法は人間自身が制定しなければならない。
しかし人間が善悪を判断する以上、どのような秩序を選んでも、それが正しい保証はない。そこで社会秩序を正当化する根拠として主権概念が持ち出されます。
何が正しいかと問う代わりに、誰が正しさを定めるべきかと問うのです。(p.352)

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