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観察日記1081

観察日記1081
おはようございます。
西洋哲学史をまとめ中です✋

・キリスト教の教義にはいくつかの矛盾や困難が含まれる
・なにより、神の存在をどう理解するかは、神を見たこともない人間にとって大きな問題
・神と人間
 ・永遠と有限性、あくなきなき善意とそれを乱すものというコンストラクトによってとらえられる
・アウグスティヌス(354-430)
 ・誤った認識を「誤り」と言えるためには尺度が必要
 ・それは絶対に正しい永遠の真理でなければならない
 ・永遠の真理を有限な人間に作り出せはしない
 ・神ののみがそれを生み出しうる
 ・ゆえに、神は存在する
 ・神は完全な存在なので、少しの悪意ももたない善意の存在
 ・アダムとイブは神の言葉に背いて叡智の果実を口にし、そのため楽園を追われた
 ・二人が果実を食べようと決意した自由意志が、人間に神に対する裏切りを生み出す
 ・その結果、人間は「原罪」を負った
 ・人間の自由意志の誤作動が原罪の元
・なぜ、「原罪」を人類全体で負わなければならないのか?
 ・キリスト教会の見解
  ・アダムは全人類の祖先なのだから、アダムの本質は人間一般の本質
  ・「原罪を負う者」というアダムの性質は、全人類にくまなく当てはまる人間の普遍的本質
・生じる問題
 ・一人ひとりの人間と、人間の普遍的本質と言われるものとの関係は?
 ・そもそも普遍的本質というものがあるのか?
 ・「普遍論争」へ
・概念実在論
・アンセルムス(1033-1109)など
 ・普遍的本質もしくは概念は、すべての人間に共有されて現実世界に実在している
・唯名論
 ・ロスチェリヌス(1050-1120頃)など
 ・一人ひとりの人間を見たり、触ったりすることはできるが、普遍的本質や概念はどこにも見あたらないし、触ることもできない
 ・人間や原罪を負う者などにあたる普遍的本質や概念は存在しない
 ・あるのはただ「人間」「原罪を負う者」などの名前だけ
 ・それを個々人に適用しているに過ぎない
・概念論
 ・アベラール(1079-1142)
 ・唯名論を認めてしまうと、原罪が人類すべてに及ぶというキリスト教の基本教義を基礎づけられなくなる
 ・普遍的本質や概念は現実世界にはない
 ・神の考えの中に実在する
 ・概念実在論と唯名論の対立の調停
・普遍概念の位置づけをめぐる以上の論争が「普遍論争」
(神の永遠と人間の有限-錯綜の始まり)

『哲学マップ』からです。

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