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観察日記1118

観察日記1118
おはようございます。
西洋哲学史をまとめ中です✋

・クワイン(1908-2000)
 ・実験・観測結果と理論との対応関係を否定(「ホーリズム」)
 ・自然科学の歴史において、実験結果が予測に反していても、元の仮説を否定するのではなく、予測を導くのに用いられた補助仮説のどれかを訂正してすませるといったことが行われた
 ・クワインによれば、ある予測が失敗したからといって、どの補助仮説を訂正すればいいか決定することはできない(「全面的改訂可能論」)
  ・同じく改定するのなら、現行のシステムにとって最も害のない部分を訂正して済ませるのが自然科学者の習性
 ・科学とは、自然に内在する法則をそのままうつしとった「自然の鏡」ではない
  ・自然に内在する法則をうつしとるためには、仮説と実験結果との一対一対応が成立していなければならないが、実際のそれは成立しえない
 ・しかし、科学の内容がひとびとに認知され、知られていれば、それをもとにお互いの情報共有と合意形成は成立し、事柄が説明されたことになる
  ・実践的目的のための有用性を持つ道具が科学だという考え方が「プラグマティズム(実用主義)」
・プラグマティズムによれば…
  ・何が実在とされるのかは、人々がお互い話が通じるために受け入れている理論や神話による
・その理論や神話に登場する概念の枠組み(概念枠)によって決まることになる
・トマス・クーン(1922-1996)
 ・科学の歩みは「進歩」ではなく、理論の枠組み(パラダイム)の変化にすぎない
 ・ある理論(例『プリンキピア』)が完成されたとき、それはその後の自然科学者の活動にとっての手本(パラダイム、範型)となる
 ・『プリンキピア』の理論構成や概念を学び、その述語を駆使してコミュニケーションを行う能力を身につけたうえで、ニュートンの体系において未解決な部分を解いていくのがアカデミックな自然科学者の活動として評価される
  ・こうしたパズル解きを行う営みが「通常科学」
 ・やがて、そのシステムによっては説明がつかない事例(反則事例)が発生
  ・例:天動説では説明不可能な事例
 ・天動説から地動説への転換のような大規模な枠組みの変更(パラダイム・チェンジ)が生じる(科学革命)
(科学は自然の鏡ではない)

『哲学マップ』からです。
朝起きてすぐに雨が降っていないことを確認し、バイクで飛び出し200kmちょい走って昼過ぎに帰宅、日記をまとめているところで雨が降り出すという自分の完璧なスケジューリングをほめながら投稿しております😆

(↓未定)
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