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観察日記1242

観察日記1242
おはようございます。
『はじめての哲学史』まとめ中です✋

・現象学の方法
 ①現象学的還元
  ・主観の外に客観的な事物や存在しているかどうか、またそれがいかに在るかについては一切考えないことにする
   ・肯定も否定もせず判断中止(エポケー)する
  ・一切の対象および世界の確信は主観的体験の連なりのなかで成立すると考える
   ・主観という体験の領野のなかに一切の対象を「還元」する
 ②本質直観(本質観取)
  ・たとえば、知覚体験や不安という感情には、どの主観にも共通するもの(共通本質)があるはず
  ・共通本質を注視しつつ取り出して記述することを「本質直観」という
  ・この記述は、誰もが自分の体験を反省することによってそのただしさを確かめたり、付け加えたりすることができる
・現象学とは
 ・「真理とは、正義とは、美とは、愛とは何か」といった生の意味と価値に関わる問いを確かめていくための方法と地盤を示すもの
 ・これまでも哲学者たちが行っていたやり方を自覚的に取り出したもの
  ・その意味で、現象学は哲学的思考法のエッセンスという成果をもっているといえる
・フッサールは「真とはどういうことか」だけを問題にした
 ・知覚における真、数学における真、など「真だという確信」にもさまざまな確信がある
 ・それらの「質」の違いや、それらのあいだの「根拠関係」(科学の真と知覚の真とではどちらがより根本的か)を理解する
 ・それにより学問の客観性・真理性を根本的に理解し直すことが、フッサールの最優先課題
・現象学への批判の誤り
 ・「現象学は絶対的な真理の認識を求めるもの」
  ・この批判は誤り
 ・現象学は、「どこかに真理があるはずで、それはいかにして獲得されるか」とは問わない
 ・“真だという「確信」はいかにして成立しているか”、と問う
(フッサール)

・哲学マップ(まとめ済み)

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