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観察日記687

観察日記687
おはようございます。
「はじめてのフッサール」を読書中です✋

・「象徴的思考」についての考察
 ・いま私は、ただぼんやりと「2かける2は4」、と考える(表象する)ことができる
 ・そういう表象を持ちながら、「自分は今数学的命題を思考している」といった「思念」を持つとする
 ・これらの思念も、“疑えない”ことだといえるだろうか?
 ・対象から派生的に現れた思念もまた、「明証的な」所与性として所有されている、といえるだろうか?
 ・もしそう考えるなら、どんな「不合理なこと」も、そのように思念するならどんなものでも、「明証的な所与性」である、といえることになるだろう
 ・不合理な思念もまた「明証的な所与性」と考えるべきか、なかなかの難問である
・この問題の完全な解明には、まだ更なる現象学的探究が必要
・「明証性」(不可疑性)が生じるところには、必ず疑えない「所与性」があるといえるはず
・認識の本質論にとってなにより肝心なこと
 ・〈内在意識〉の領域で、
 ・何が真に疑えない「明証的な所与性」であり、
 ・何がそうでないか、
 ・何が、憶測や解釈によって付け加えられたものかを探求する
 ・それをどこまでも内省によって直接観取しつつ確定してゆく
・「実的内在」と「構成的内在」
 ・この基本構図の解明によって、「志向的内在」というものが一体何を意味するか、がはじめてはっきりする
・〈内在意識〉は、いろんな「所与」が混在している「容器」ではない
・そこで様々な志向的対象(対象確信)が構成される、一つの統一的な構成の作用と考えた方がいい
 ・様々な作用が相互に関係しつつ、目的論的な連関を保って働いている
 ・つねに対象について、意味形成、存在確信の形成、その疑念、再確証といったことが行われている
 ・これらの多様な連関を探求することが我々の課題
 ・あらゆる客観的学問は、こういった諸作用の積み重ねとして、さまざまな妥当な客観認識をつくり出している
(講義5-4)

「講義」自体はこれで終了です。
残りは「あとがきにかえて」での総括となります。
まだまだ呑み込めていなかったり零れ落ちていったものも多々あるので、「あとがき」で振り返っていきたいと思います。


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