![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83386678/rectangle_large_type_2_ba9a447f9820d1fbc0b118f94f003f7b.jpeg?width=800)
観察日記782
観察日記782
おはようございます。
今日から「科学哲学への招待」をまとめていきます✋
■古代運動論のセントラル・ドグマ
・古代ギリシアのコスモロジーは2つに大別される
①天文学:天体の運動
②自然学:地上の物体の運動
・アリストテレスの『自然学』
・「変化」を研究する学問と定義
・「運動(キネーシス)」
・場所の変化(狭義の運動)だけでなく、量の変化(生成と衰退)および質の変化も包括する広範な概念
・「可能態(デュナミス)」から「現実態(エネルゲイア)」への移行として捉えらえる
・アリストテレスの自然学では、運動はすべて可能態からの現実態への目的論的過程
・地上の物体は「地水火風」の四元素から構成
・自然運動は上下方向の垂直運動
・四元素にはそれぞれが本来身を落ち着けるべき「自然な場所(natural place)」が指定
・地上の空間にも場所の違いに応じた区別があることになる
・空間は等方等質なものではなく、質的差異をもった場所から構成
・自然的傾向
・地上の物体の自然運動は、「自然な場所」へ戻ろうとする
・natural:自然な、本来の
・炎や熱せられた空気は天空へ向かって上昇、水は低いところを目指して流れる、石は地球の中止に向かって落下
・潜在的な可能性が現実化される過程、目的が現実される過程
・強制運動
・外部からの力(外力)が加えられた運動
・垂直運動に反する、前後左右や斜め方向への運動
・外力は、物体同士が接触して生ずる「押す」と「引く」の直接的作用に限られる
・アリストテレスの考え
・物体の運動速度は加えられた動力に比例し、媒質の抵抗に反比例する
・媒質の抵抗が0、すなわち真空の場合には、物体の速度は無限大となり、物体は同時にA地点とB地点という異なる場所に存在できることになる
・したがって、真空は存在しない、「自然は真空を嫌う」
・媒質の抵抗が一定(落下運動など)の場合には、落下速度は動力(物体の重さなど)に比例する
・重い物体ほど早く、軽い物体ほど遅く落下することになる
・ガリレオの「ピサの斜塔」の実験(最近の研究では虚構と見なされている)によって覆された
(第2章 アリストテレス的自然観-3)
本日はふぁーべるのメンバーと五色塚古墳を見学してきます。(併せてバイクの下見もします👍️)
何度も目の前を電車で通っていますが実際に行くのははじめてで、とても楽しみです😆
〈読書中〉
・人間の本質にせまる科学: 自然人類学の挑戦> https://amzn.to/3KBql24
・脳の意識 機械の意識> https://amzn.to/3CT9vcv
・善と悪のパラドックス> https://amzn.to/3IvM1eQ
・最先端の教育 世界を変える学び手> https://amzn.to/3MLiL5w
・図説・標準 哲学史> https://amzn.to/3M5a46M
・日本酒の科学> https://amzn.to/3sYSY2P
#観葉植物 #実験 #観察 #ふぁーべる園芸部 #日記 #読書 #自然 #教育 #子育て #子ども #親 #学校 #遊び #社会 #環境 #哲学 #科学 #常識 #思い込み #教育知 #見学 #ぽんマス自省録 #ゆっくり考える #たたき台
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?