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観察日記628

観察日記628
おはようございます。
「教育の力」を読書中です✋

・「イエナプラン」
 ・ドイツの教育哲学者「ペーター・ペーターセン」がイエナ大学の実験校で実践
 ・年齢の違う子どもたちを混合したマルチエイヂの学級編成
 ・机と椅子は黒板に向かうものではなく、グループごとに島状に配置
 ・それぞれが個別学習をすると同時に、年齢を超えた「協同的な学び」が行われる
 ・教師は、文法や検計算方法など、何かを「教える」必要のある時はまず年齢ごとに子どもたちを集めて説明し、その後は個別学習へと誘い、各グループを回りながら個別にアドバイス
 ・マルチエイヂのグループなので、一斉授業はほぼ不可能(一斉授業の防止)
 ・教師たちは、どうすれば子どもたち一人ひとりの学びに寄り添えるか、工夫しようとする
 ・「個別学習+協同的学び」が日常的に行われているので、教師一人の力に頼り切る学級モデルにはなっていない
・「ワールドオリエンテーション」
 ・イエナプランの学習活動全体の中核
 ・「北極探検」など4~5週に1つずつ、毎年8つぐらいのテーマ
 ・国立カリキュラム研究所によってカリキュラムが豊富に開発され、教師の実践を支える
 ・カリキュラムはあくまで選択肢として、各学校や教師に“提案”されているに過ぎない
 ・教育サポート機関で情報提供や研修によって教師を支援
  ・サポート体制が弱く、画一化されやすい日本でどれだけ実効性があるかわからないが大いに参考にできるはず
・「学力」は保障されるのか?
 ・オランダやフィンランドはPISAで満足のいく成績を収めている
 ・加えて学力格差がきわめて小さい
 ・学びの個別化は「落ちこぼれ」を減らし、協同化は「全体の学力」を向上
・「落ちこぼれ」は“システムによってつくられている”部分がきわめて多い
 (社会心理学講義、運も実力のうち、など)
・画一的な教育システムは、システムそれ自体が、それに合う子どもと合わない子どもを自動的につくり出してしまう
(第4章-1 一部改変)

『「落ちこぼれ」は“システムによってつくられている”部分がきわめて多い』は本当に重要な視点だと思います。

〈読書中〉
・DXとは何か 意識改革からニューノーマルへ> https://amzn.to/3FTiOsM
・いま、ここで輝く。> https://amzn.to/3HLX4AP
・善と悪のパラドックス> https://amzn.to/3IvM1eQ
・責任という虚構> https://amzn.to/3miFP1s
・カール・ロジャーズ カウンセリングの原点> https://amzn.to/2ZtqhiF

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