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観察日記1210

観察日記1210
おはようございます。
『はじめての哲学史』まとめ中です✋

■シェリング(1775−1854)
・自我を起点として人間の存在のあり方を捉えようとしたフィヒテの方法を、人間の外部に存在する客観的事象(自然)の本質を捉える方法にまで拡張しようとした
 ・シェリングの「自然哲学」
・シェリングの考える「自我」
 ・はっきりいえば「神」そのもの
 ・世界を秩序付ける絶対的なものとして人間の内部に宿るもの
■後期シェリング
・シェリングは、年を経るにしたがい人間と自然との一体性の感覚を大事にしたいという傾向を強くする
・「ドイツ・ロマン主義」
 ・自然と人間はそもそも一体のもの
 ・近代的知的理性が自然の克服を目指すあまりにバラバラに切り離されてしまった自然と人間を、もう一度1つにまとめ、その一体性を回復しなければならない
 ・必要なのは、論理的思考ではなく、美的直感や神の存在に対する感性的直感を研ぎ澄ますこと
 ・シェリングの考え方に強く影響
・後期シェリングの「積極哲学」
 ・理論や推論の力を信頼し思考を重ねることによらない
 ・神の「啓示」や「神話」を直感するすることによって、世界の〈ほんとう〉にたどり着けると考える
 ・哲学そのものを超え出てしまい、宗教的祈りの世界へと一歩踏み出してしまったとも言えるかもしれない
・後期シェリングを捉え直す
 ・自分の自我にとって障害になるものをどんどん克服して、よりパワーアップしていくことこそ人間お自由の本質であるというフィヒテのような考え方は疲れる
 ・実際こうした考え方に基づいて発展した近代の科学技術が、「自然」を克服し乗り越えるべき対象としてしか捉えず、結果、いま私達の身に迫っている環境問題を引き起こした、という批判も成り立つ
 ・自我と自然の一体性、両者の融和をなんとかしたいというシェリングの心持ちは、再検討し大事に受け継がれていいのではないだろうか
(ドイツ観念論)

・哲学マップ(まとめ済み)

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