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観察日記971
観察日記971
おはようございます。
「善と悪のパラドックス」をまとめ中です✋
・複雑な戦争
・政治的リーダーシップがある社会で勃発
・主に2種類の当事者
・「指揮官」が方針を独自に決定し、「兵士」が命令に従う
・単純な戦争には見られない高度な組織化で、真の軍事システム
・歴史の浅い「複雑な戦争」が人間心理に進化的な影響を与えたかどうかは不明
・複雑な戦争の最古の痕跡は1万年前
・複雑な戦争に対する心理的適応はまだ確認されていないものの除外はできないが、本書ではないものとして扱う
・複雑な戦争も、単純な戦争と同様に能動的攻撃性の要素を含む
・小さな集団が目的を達成して生還する奇襲の形式を用いる
・単純な戦争で生じる熱心な攻撃心理がみられることもある
・単純な戦争との違い
・複雑な戦争では、兵士に参加するか否かの選択権はなく、まったくやる気がない場合もある
・往々にして、参加を強制される場合、兵士個人が適応できない
・何が彼らを動かすのか?
・進化によって形作られた動機ではない
・戦場で不安に駆られない兵士はいない(マーシャル)
・戦闘に対する兵士の恐怖心は非常に大きいが、それを抑え込むのが将校の主な任務(キーガン)
・指揮官は兵士を激戦地の最前線に送り込むだけではなく、彼らをそこにとどまらせなければならない
・兵卒は敵を恐れる以上に上官を恐れなければならない(見せしめに脱走兵を殺すなど)
・「なじみのない確実に非友好的な戦闘の局面を、最終的に身がすくむほど怖いと感じなくなるように」己の恐怖心を抑える訓練を積まなければならない
・兵士が戦闘に加わる2つの理由
①戦うことで生き延びるチャンスが広がること
②親しい仲間に軽蔑されないこと
・少人数集団での厳しい訓練や共同生活を通じて、軍組織は意図的に強いきずなを育む
・敬い合う関係を維持したいという願望は、更新世における処刑への恐怖反応で進化した道徳感覚からきているのでは
・疑似家族関係の発展に由来するという指摘もある
・部隊を強くする団結は、仲間をがっかりさせたくないという気持ちから生まれる
・仲間への敬意は、自己を守る道徳的反応の進化から生まれる
・仲間への義務感は軍事的効果を促進
・進化の過程で生まれたほかの感情は、そうならない
・能動的攻撃性の根底にある認知評価は、正面きっての戦闘への参加を思いとどまらせるはず
・人間心理は兵士になることにあまり適応していない
・兵士たちの自己本位の性質を徹底的に抑え込んだ軍が最も成功する
・「4分の3は個人の資質と人間関係で決まる。人員と物質のバランスは残りの4分の1でしか左右しない」(ナポレオン)
(単純な戦争・複雑な戦争)
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