見出し画像

観察日記1272

観察日記1272
おはようございます。
『はじめての哲学史』まとめ中です✋

■ジャック・デリダは「ロゴス中心主義」を「脱構築」する
・デリダ(1930-2004)
 ・ハイデガーによって着手された仕事に連なる
 ・独自に「差延」という新しい概念や「脱構築」という新しい戦略によって思考の起源ついて思考する
・『「幾何学の起源」への序説』(1962)、『声と現象』(1967)
 ・フッサール現象学における記号の意味の「純粋性」、純粋な「現前」(直観が意識に与えられること)を問題にする
 ・フッサールは意識の「ありのまま」は言葉で言うことができると考える
 ・デリダはこの「ありのまま」が怪しいと考えた
  ・ひとは「ありのまま」を言おうとするとき「言葉」(ex.「このカップは白い」)という記号を使わなければならない
  ・そこでは、記号が「本当のもの」(根源的なもの)をただ単に「再現前」させているのではない
  ・〈このカップは白い〉という直観自体が、まず「このカップは白い」という記号の反復可能性によって成立している
 ・「現前」は不動の「同一性」ではなく、いつもすでに「差異」化されている
  ・記号の反復可能性によって汚染されている
 ・このような差異の運動がデリダの言う「差延」
 ・「同一性/差異」という二項対立の手前にそれを成立させている流動的な期限を考えた
  ・形而上学をいわば「内側から批判」する
 ・「脱構築」
  ・形而上学の内部に立ち入り、その内部から形而上学の立てている問題設定そのものをみずから演じながらその不可能性を明らかにし、脱臼を起こさせる戦略
(デリダ)

#実験 #観察 #日記 #読書 #自然 #教育 #子育て #学校 #遊び #学び #勉強 #人間 #哲学 #科学 #常識 #思い込み #自由 #責任 #批判 #バイク #旅 #ぽんマス自省録 #ゆっくり考える #たたき台

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?