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観察日記655

観察日記655
おはようございます。
今日からは「はじめてのフッサール」を読んでいきます✋

・「実的内在」は、認識における「決して誰も疑えない契機(要素)」
 ・誰でも、これらの洞察を「現象学的還元」という方法で確かめることができる
 ・自分の知覚体験を内省してそのありようを見て取る(知覚の知覚)
・なぜ「妥当な認識」(客観的な認識)が一定の仕方で可能となっているのか?
 ・いかに「超越」(客観的な対象)が、われわれの〈内在意識〉のうちで“妥当な認識”として成立するのか?
・「客観認識」の妥当性を「主観と客観の一致」という発想で考えると、それを確かめるすべは存在しない
・「超越」とは、〈内在意識〉においてその妥当性をえているのだと考えると…
 ・どのような条件で「妥当性」をえているかを、自分で内省し、その内的な構造を取り出すことができる
 ・これが「現象学的還元」
・しばしば「本質を取り出す」現象学的方法と「自然的認識の方法」を混同する(区別できない)
 ・両者の方法の違いは原理的もので、この混同は致命的
・「還元」の方法では、客観存在の想定をいったん完全に中止する
 ・「主観―客観」図式をやめる
 ・客観的対象の「実在」を前提することをやめる
・〈内在意識〉のうちで、どのような仕方で「対象意識」が構成されるのかを“直接に見て取る”
・『現象学的還元とは、一切の超越者に無効の符号をつけることであり、すなわちその超越者の実在と妥当性をそのまま定立しないで、せいぜい妥当現象として定立することである』
 ・「妥当現象」→『「対象確信」の成立』と理解するとわかりやすくなる
(講義の思索過程-3)

繰り返しがしつこく感じられるかもしれませんが、『「現象学的方法」と「自然的認識の方法」の混同は致命的』とあるように、それだけ重要ということでしょう。

〈読書中〉
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