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観察日記1211
観察日記1211
おはようございます。
『はじめての哲学史』まとめ中です✋
■ヘーゲル(1770−1831)
・ヘーゲル哲学の一般像
・大きな体系をなす
・いちばん根本に「絶対精神」
・これが、弁証法的な運動を行い、世界の存在全体を産出する
・自然哲学、論理学、精神哲学の大きな3つの枠組みが立てられる
・世界の一切を「絶対精神」の運動として捉える
・3つの枠組みをそれぞれ体系的に記述
・自然、人間の意識、歴史や社会のありようを、その必然的運動の全体的統一として捉える
・アリストテレス的体系性、スピノザ的一元論などの哲学的には遺物的な考え方が軸になっている
・「絶対精神」という概念が、いまから見ると汎神論的な”曖昧さ”をぬぐえない
・この壮大な構想自体には、ヘーゲルの真価はほとんどない
■『精神現象学』
・ヘーゲル最大の仕事
・「意識の運動」「弁証法」といった色んな方法上の仕掛けが埋め込まれていて、非常に難解
・しかし、その構想の中心的視点はある意味でシンプル
・「個人としての人間が他人や社会と取りうる関係の態度」につてい、考えられる一切の類型を取り出して考察してみる
・個人の自我が必然的にある段階的プロセスを経て成長していくのと同じ原理で、個人と社会との関係の類型も必然的なプロセスを持つ
・3つの大きな流れ
①個人が「意識」→「自己意識」→「理性」というプロセスを経て、徐々に社会手な存在になっていく
②人間の社会的な理性は、実際には具体的な社会制度という形をとり、"現実化”していく
・ギリシャの共同体的人倫、キリスト教的隣人愛、中世の貴族的忠誠心、近代の市民革命→市民社会
③精神が自分の本質を自覚していく歴史としての宗教史の流れ
・③が①②の流れと総合され、最後に「絶対知」にいたる
・ヘーゲルの「世界」
・単なる自然=環境の世界ではない
・多くの人間の精神のありようが織りなす複雑な「人間関係の網の目の総体」
・世界の全体像を捉えようとするなら、まず関係の網の目を動かす”基本動因”をしっかり確定し、この動因による展開のプロセスとして世界を描くという方法以外にない
・「世界」それ自体の認識の可能性を問うても無意味
・世界関係の基本動因
①自己意識の自由
②絶対本質
(ヘーゲル)
・哲学マップ(まとめ済み)
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