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観察日記1384
観察日記1384
おはようようございます。
『〈現実〉とは何か』をまとめ中です✋
図書館で借りているので行けるとこまで行く感じです。
・非規準的選択は、数学体系のなかで「痕跡」というかたちでのみ存在している
・数学体系の中に非規準的選択を示唆するものを見出そうとすると、つねに「なされたことになっている」という形でしか見つからない
・「完了形」であり、すでに終わってしまっている
・現在進行形では取り押さえられない形でしか、現れてこない
・「できあがった」数学、「所産としての」数学の中では、非規準的選択が明示されることはないが、「痕跡」という形で、それが行われていることは常にどこかで意識されている
・ここに、「活動としての数学」と「形成体・所産としての数学」が微妙にずれる瞬間がある
・このずれ(亀裂)は、所産として整備された数学によってすぐに塗り込められ見えなくなってしまう
・「ずれる瞬間」
・この分岐点から出発することで、活動としての数学も、形成体・所産としての数学も、両方が視野に入ってくる
・両者が不可分に結びついていることが、この特異点において露わになる
・「ずれる瞬間」という「媒介」
・この「媒介」そのものは見えない
・できあがった数学理論からは消し去られているが、完全に消去されているわけではない
・「見えないが示されている」という「痕跡」
・「ずれる瞬間」の考察
・この出来事は、「媒介」なのでそれ自身を見えなくする
・媒介自身が見えなくなることにより、形成体・所産としての数学的体系が見えるようになる
・非規準的選択で選ばれるのは「何でもよい」が、「或る何か」が選ばれなければならない
・「選択」というのは、何かある特定の個別的なものを選ぶという点にポイントがあるのではない
・たとえどのようなものを選んだとしても、これだけは言える、という最低ラインが「定理」として確保される
・数学の理論としての強みは「何をとっても当てはまる」というような「普遍性」にあると通常は見なされている
・この「普遍性」により数学が科学のいたるところで「応用」されるしさを成している「普遍性」が、「非規準的選択」を通してでしか成立しない、という点
・このポイントは、「できあがった」「所産としての」数学からは消去されている
・要らないから消去されたのではなく、数学の数学らしい「普遍性」を成立させるためには、その出来事がみずから「自分を見えなくする」ことが必要
(非規準的選択と普遍性)
だんだんと頭が爆発しそうになりますが、理解できるかは別としてこういう頭をえぐってくるような思考は好きです(笑)
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