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観察日記686

観察日記686
おはようございます。
「はじめてのフッサール」を読書中です✋

・「範疇的作用」(カテゴリーの働き)について確認
 ・「これはこれこれのものだ」という判断の言表を支える
・論理的な判断形式は、肯定と否定、同と他、一と多といった判断のカテゴリー、また、連言や選言といった形式的カテゴリーなどが区分される(ほかにもいろいろ)
・思考作用自体も、〈内在意識〉で生じている一つの所与性
 ・〈内在意識〉は様々な対象がそこに入っている一つの箱のようなものではなく、それ自体が一つの思考作用だと考えた方がいい
・〈内在意識〉のなかでは、様々な実的な所与性とともに、それから構成されるさまざまな「構成的対象」が生み出されている
・問題は、この「対象性の構成」という作用の明確な境界線を規定できるだろうか、ということ
 ・意識の中で構成された対象は、どんなものもすべて明証的な「構成対象」といえるのか?
・(例)「一軒の家」
 ・いま私が、眼前に一軒の「家」を見ているとする
 ・この「家」は、一般的には一つの「超越」(客観物)
 ・現象学的に還元して、「意識事象」として内省
 ・〈内在意識〉に明証的に与えられてくるのは、
  ・家としてのさまざまな部分の知覚
  ・窓や白い壁や傾斜のある屋根や全体の輪郭、「ありありとした」知覚対象
 ・同時に、「この一軒の家」全体についての「窓」とか「屋根」として見ている
 ・家全体の輪郭も見ているが、家の全体(内部も含めて)をすべて把握しているわけではない
 ・このとき、私の「この家全体」を見ているという“感じ”は、ある意味で「明証的」な直観(所与)であるといえないのだろうか
・「想像」について
 ・騎士聖ゲオルグが竜を退治する場面を想像
 ・私は、両者の戦いの場面の表象を、想像的にではあるが、ある意味でありありと思い浮かべ、自分で“作り出して”いる
  ・「想像」を自分で現出している
 ・同時に、騎士聖ゲオルグや竜といった想像された対象存在を、一つの明証的な所としてもっている、といえないだろうか
(講義5-3)

「100分de名著」でハイデガー「存在と時間」の放送をうけ、こちらの動画も見直しています。
初めて見たときは( ゚д゚)ポカーンでしたが、今はちょっと飲み込めている…、気がしています。

〈読書中〉
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